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2006.02.26,SUN*日帰り長野
里帰り出産した友人&赤ちゃんに会いに、友達と長野県は岡谷まで行ってきました。むかーし富士見の親戚の家に出かけた記憶はあったのですが、すごく遠かった気がしてたのに、こうして日帰りできる距離だったとは、何やら意外です。
生後二週間の彼は、なんだかもう驚くほどに小さくて、しかしちゃんと「人間」で、泣くたびにホント全身が真っ赤になったり、小さな小さな手も足もきちんと指も関節もあって、強い力でお母さんのおっぱいを吸って、小さな鼻で息をして…ずーっと見ていて飽きませんでした。すごいな。すごい。
こんな新生児を身近で見たことがなかったので、ただ感歎してました。そしてお母さんて、これまたほんとに大変なんだな。小さな命は、本当に守られて守られて育つのだな。

赤ちゃんの魅力にすっかりめろめろになって長居してしまったのですが、ようやく重い腰を上げ、岡谷名物だという美味しいうなぎをいただき、上諏訪の片倉館まで送っていただく。
片倉館は昭和3年竣工の近代建築の温泉施設。製糸業で大金持ちになった片倉さんという実業家の建てたもので、ずっと来てみたかったのです。設計は森山松之助。台湾総督府とか銀座のアンリ・シャルパンティエのビルだとか設計の建築家です。有名なのは「千人が立って入れた」という「千人風呂」。写真なんかはサイトをごらんになっていただくとして。
感想としては、面白かったですよ。話のネタにはなると思う。でもでも、「千人風呂」は思ってたより小さかった…。写真では25mプールくらいあるんじゃないかと思ってたのだけど、実際はその半分くらいでした。お風呂は21時までやっているのですが、休憩室は17時でしまっちゃうのも残念。上諏訪駅から徒歩5分弱です。藤森さんの「建築探偵 奇想天外」に紹介されています。

駆け足で過ぎた一日でしたが、新宿に20時過ぎに着いたときには、なんだか満たされた気分でした。新しいいのちの発するエネルギーってのはすごかったな。

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2006.02.24,FRI*おめでとう金メダル
結局寝て、起きて、フィギュア観て、感動して、また少し寝ました。そんな朝。荒川さん素晴らしかった。

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2006.02.23,THU*…の夜中
オリンピック。女子フィギュアのFPが見たいのですが、時すでに24日未明。仮眠をとるべきか、こうして更新してるついでに起きていようか、微妙な時間になっております…。今日は友人の働く事務所の仕事を臨時で手伝ったら、夕飯も逃して終電近くまでかかってしまった。ああ。早寝早起きでフィギュアのつもりだったのですが(大変だったけどワリのよいバイトでよかったのですが)。

今テレビではカナダ対ノルウェーのカーリング。ほぼ日のトリノのコーナーのおかげで(せいで)カナダの選手たちは「先生」に見えてしょうがありません。

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2006.02.21,TUE*M2の皆さんお疲れ様
修士の学生の論文発表会でした。修士論文を仮提出した後に、まず発表会。最終提出はこの後とはいえ、発表でケチがつくのはたまりませんから学生たちも必死に準備をします。7分のプレゼンと3分の質疑。あれだけ書いた論文を7分にまとめろって、そもそも無理なのだよね。うちの研究室(歴史系)は論文分厚いからね。いやでも、皆さんナントカなってよかったですよ。と、姉のような気分で見守ってきましたが、来年度の自分を考えるとユウウツ。
研究の関係で仲良くしていた他研究室の院生くんは、自分の発表の最中に携帯を鳴らす、という大失態をやらかしたそうですが。ありそうだけれどなかなかやらない伝説ですな。見逃したのが悔やまれます(ヒトゴト)。

終わった夜は、遊びに来ていたOB交え、先生を囲んで軽く乾杯。今年のM2は先生の話を引き出すのがうまい気がしますよ。いつになく饒舌にいろいろ話していただけてよかった。そんな中での間抜けな会話がひとつ。来年度も学生を続けることにした、と話すワタシ、その後はどうするんだ、と後輩らが聞いてきて。勿論研究で食べて行きたいけれど、果たしてホントに「食える」かどうかはわからないし、そりゃ、養ってくれる相手が出来れば嬉しいけどね、と続けたところで、教授が

「今更、養ってくれる人なんかいないよ」

凍る空気。
その場の皆が一瞬 ソレッテ、(ワタシガ)ケッコンデキナイトイウコト? と解釈。
先生慌てる。
「そうじゃなくて!いや、だから、今更ね、今のkayaさんに、仕事を辞めなさい、というような相手とはそういう出会いをしないだろうということで!いないでしょう、俺が“養ってあげる”から、仕事辞めなさいというようなのは」
ああー。なるほど?
まあそういうことだそうです。後輩たちもなんか笑ってましたが。

追記。先生は「今更」じゃなくて「今どき」と言えばよかったのだと思う!そしてワタシも誰ぞに「養ってほしい」ワケじゃないですよ…と言い訳。


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2006.02.17,SAT*10年前のMusic Life
バレンタインの日に、昨年発売のこのアルバムを入手した。Chocolat&Akito、のアキトの方が、Great3というバンドの片寄明人氏。ショコラは奥さん。夫婦デュオである。甘々。友人ササキ氏が「聴くと照れくさくなる」ようなことを言ってたのを、納得。片寄氏は「ヒデとロザンナを目指す」とも述べていたらしいですが、そのニュアンスがわからないワタシは30歳。

Amazonで衝動買いしたもの。繰り返し聴いていたら、だんだん気持ちよくなってきてしまった。片寄さんの声、すごく好みというのではないのだが、高校時代から大学途中まで、RottenHatsからGreat3の初期まで、生で、CDで、ものすごく熱心に聴いていたあの声に、なんだかもういろいろ甦って。ラブソングばっかりだし。甘酸っぱいというかなんというか。もぅ。急遽、iTunesで新たにプレイリストをつくり、RottenHatsとGreat3、それから手持ちのオザケン、真心、スカパラ、SDPをざざーっと集めて、10 yeas ago。10年前の個人的懐メロをシャッフルでずーっと流す。論文書きのBGM。iTunes素晴らしい。

夜中になって、オリンピックを観ながら最近周りで皆さんはまっているYou Tubeで映像探し。オザケンはいろいろあって感動するなあ。スカパラも、ギムラ氏や青木さんの姿に涙が…。The Cardigansなんかもある。日本のバンドさんは残念ながらあまり見つけられず。ワタシの音楽熱は'95-96年頃がピークで、数年前まで、もうあんな情熱は戻ってこない…と思っていたけれど、ウクレレとマツモニカさんとブラジル音楽に出会って、また全く異なる形で再燃している。こういうのは本当に楽しい。そんなことを思った引きこもりな週末。


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2006.02.16,THU*母の誕生日と唐辛子。と宣伝
Queen Aliceのケーキをお土産に帰宅。珍しくワタシが一番早かったので、テキトウに夕ご飯づくり。ネギと鶏肉があったので、甘辛く炒め煮のようなことを…するときに、ふ、と母が先日血迷って束で買ってきた唐辛子が目に入り。気の迷い。ワタシが唐辛子を料理に使ったことなんて、たぶんなかったのに(母もワタシも辛いモノが苦手だから)。
ほんのちょっと、香り付けくらい、と思ったけれど、結構辛くなりました…しくしく。間抜けです。ぎりぎり食べられるくらいだったけど。もー使わない…かな。勿体ない。この唐辛子の束は地元のカライもの大好きさんに差し上げようかと思います。

画像は先月末発行の「コンパクト建築設計資料集成」の住居編。15年ぶりの改訂らしい。建築学科や住居デザイン系学科の学生さんはお世話になることもあるでしょうか。編集を手伝いました。あと囲炉裏の絵を描きました(ビミョー)(p.210)。いちおう宣伝。買ってね♪というような本でもないけれど。どちらかと言うと教科書だけど。


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2006.02.15,WED*イタリア語で「オランダ」
Netherlands = Paesi Bassi でした。
オフィシャルサイトの英語版イタリア語版を見比べています(いや暇なわけじゃないんだけど…)。今テレビではカーリングをやっている。ついつい見入って夜更かししてしまいますねぇ。

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2006.02.14,TUE*Valentine Bossa Nove Live
大学では学生たちと教授・補手さん助手さんにチョコ配り。夜は友人minさん主催?でバレンタイン・ライブ。女性ボーカル+ギターというシンプル構成で、バレンタインならではの甘いコンサートを聴いてきました。

そして、そうそう。先週末、着物着ておめかしするのに髪を切ったのですが、結構短くなっており。「髪切った?」とはいろんな方に気づいてもらったのですが、今日、「分け目、変えた?」と気づかれてびっくり。そうそう、確かに、いつもと違う美容院に行ったら、美容師さんに逆にされてしまったのだ。まあ前はこっち分けだったからいいかー、と自分でもあまり気にしていなかったので、驚き、そして「髪型などを変えたときに気付いてもらうと嬉しい」という乙女な(!?)反応をしてしまって照れくさくもあり…。


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2006.02.11,SAT-2*オリンピック!
というわけで(?)着付けのためにえらく早起きしたので、支度しつつオリンピックの開会式を見てました。全体的にしゃれた印象で、イタリアさすがー、くらいに思ってたのですが、これは!!と食いついてしまったのが、入場行進の各国の先導者の衣装。国名のプレートを持つ彼女たちのスカートが、立体的な雪山になっていたのですよ。凹凸くっきり。木々とスキーヤーがちゃんとくっついてる。かなりツボにきました。これはイイ。素敵だ。開会式映像、よく見てみてくださいよ。
あとはリトアニアの選手たちのユニフォームが白いダッフルコートでかわいかったのと、「オランダ」のイタリア語表記が全然わからなくてびっくりしたのと。

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2006.02.11,SAT*母の着物


従兄の結婚式に家族で出席。
ワタシは朝早く家を出て美容院で着付。振袖で参列。
代官山の「ASO」にて。お料理美味しかったです。そしてあったかい式でした。

着るのは時間もかかるし、洋装でもいいかと思っていたのだけれど 、気がつけばもう三十路。
そろそろ振袖が似合う歳でもないだろう、 着るのはもしかすると最後かもな、ということで久しぶりに袖を通しました (既に年齢制限オーバーという説は無視の方向で)。
祖母が伯母に誂え、母が花嫁衣装として着て、ワタシに譲られたこの着物。白地に色とりどりの花が描かれ、刺繍され、咲きみだれ、 流水の模様も涼やかで、 美しい。着るたびに、しみじみ嬉しくなる。
しみじみ息苦しくもあるのだけれど… (着慣れないこと甚だしい。せっかく美味しかった食事を少し残してしまいましたよ…)。

最後かもな、なんて思ったので、着物のあちこちの花を携帯で撮影してみました。全部はわかってないけれど、桜に菊、梅、蒲公英に…ハイビスカスなんていうのも。茎が長いのは芥子かなあ。水仙と、あとは芍薬?牡丹?…こうして見ると、ホント華やかです。


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2006.02.08,WED*ワタシが一人ではまってただけですが
「初耳ですよ、そんな話!」と叫ぼうとしたタイミングで「ハツでーす!」と店員さんが頼んだ焼き鳥を運んできたので 「はつ…ハツ…耳ですよ…」とつんのめった(口が)。図らずも。


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2006.02.07,TUE*会社員時代の
中国赴任中の同期が一時帰国というので、なんとなく集まる。といっても赴任してまだ4ヶ月とかで、送別会で会ったばかりではないかという話。まあよいのです。集まったのは青山。青山学院の西門前、ローソンのところの地下にtheaterというお店があります。同期数名が関わってオープン。らしい。お近くの方、足を運んでみてくださいませ。カクテルも料理も美味しかったです。映画流してます。朝4時までやってます。
他愛のない会話の中でふと気づく。同期の何名かは株を始めていた。大人だ。
そしてまた気づく。ヘビースモーカーだった大部分の同期が、たばこを止めていた。何名かは太り始めた。大人…いや、気づけばあんなに初々しかった我々もいろいろ失っておっさん化(おばはん化)してきたと言えなくもないのかもしれないかも…って今のところ30代はワタシだけなのでした。まだ若いな。みんな。(どっちだ)


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2006.02.05,SUN*手探りmac life
iMac購入後手探りで触り始めたOSXですが、「ドックにソフトを追加する&削除する」がドラッグ&ドロップだけでいいことを 今更知ったりしています。…ありがとうございます>私信。きっと他にも簡単だけどわかっていないことはまだまだあるであろう。 手探りで行きます。

あとOS9では、昔入手したjeditの古いやつで地味にHTMLを書くのをメインにサイトを更新していたのですが OSXになってから、あらゆるテキストエディタが多機能・豪華になりすぎていて、 単純にHTML編集したいだけなのにいらない変換されちゃったりとかして不自由を感じていたのですよ。なんというか… なんで目の前のコンビニ行くのに車を使わなくちゃならないのよ、みたいな。そしたらこれもフリーウェアのいいのを 教えていただきました。CotEditorっていうの。 ベータ版らしいのですが、そして今使っているのですが、大助かり。すごくシンプル。これこれ。 こういうのを欲しかったの。と喜んでいます。
そして、サイトについてはそろそろcssを勉強しようかとかblog化とか考え始めまし…たが重い腰がなかなか上がらず(億劫?)


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2006.02.04,SAT*matsumonica session@立春
あまりの寒さに気が萎えそうになっていましたが、母との用事で夕方都内へ出たので、その後プラッサオンゼへ。matsumonicaさんに ギター長澤さんにパーカッション仙道さんという「音あそび」メンバー+ウッドベースで西嶋徹さんが入ってのセッション。
あーかっこええ、気持ちいい。よかった。Besteira…L.Maia氏の一周忌にちなんでの一曲が、すごく素敵だった。「音あそび」ライブで やってもいいんじゃないだろうかー。アンコールのOne note sambaまで、彼らの魅力全開。寒さも吹き飛び。夜も深くなってから帰ったのに、 往き道より寒さを感じなかったもの。
今年はCDを作るかも。ということですが、かも、じゃなくて絶対作って頂きたいな。販促お手伝いいたします。

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2006.02.03,FRI*肩凝りへ直結
地図のトレースなどしていて、小刻みにマウスでクリッククリッククリック…を続ける日々。
かなり肩が凝る。目が疲れる。そして机(マウスパッド)に当たる手首のところが赤く…タコ予備軍か。研究費で マウスパッドのクッション付きのやつを買ってもいいだろうか。

→ひざ子象に引き続きくだらなくてすみません

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2006.02.01,WED*1年も1/12が過ぎました
そんなわけで(どんなわけで?)
スケジュール的には多少余裕が出てきたのですが、
やろうとしていたことは勿論広げることにしたので、
今の勢いのうちに進めます。論文の話。
そう思って手帳を見て作業量を考えてみると、
すぐ春になって年度がかわって、学生達が入れ替わって、
合間にキャンパスの引っ越しがあったりしてばたばたして、
そうこうしてるうちに夏になって
弟の結婚式があって、
「一瞬」くらいのうちに結局論文出さなければならなくなるんだろうな(大袈裟だろうか)。

読書記録の方で紹介した中谷宇吉郎氏の「おっくうがらずにすぐ試みてみる頭の勤勉さを持つ」っていうのを肝に命じたい。 気がつけば最近いろんなことが「億劫」。そんな感情、以前はあまり感じなかったと思いますよ。

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