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July 21, 2013

*「風立ちぬ」

風立ちぬ、と来たら「今は秋」しか出てこない
聖子ちゃん世代です。

久しぶりに、映画館で映画。
ジブリ作品を映画館で見たのは初めてかも?

悪人が出てこない。
心のまっすぐな、夢を追いかけた男性の半生でした。
飛行機の設計にひたすらに情熱を傾け。
計算尺片手に、ただただ熱くまっすぐに。
最後、もうすこし話が続くのかと思ったら
終わってしまったのだったわ。

菜穂子、加代、の女性陣と主人公、
もしくは女性陣同士の関係なんかを
もう少し描いて欲しかったなあ、などとぼやいていたら
あの尺の中で魅せるのが映画なんだから、と諭され。
そして女性の中身を描いてないのは、意図的か。むしろ。

心にのこるのは温かい気持ちばかりで。
背景となる震災も戦災もあるけれど、
実在の人物をモデルとしているけれど、
仕事を持ち、技術と向き合う大人向けのファンタジーだと思う。

震災後のシーンは、研究資料として読み漁ってきた中にある
あの写真やあの写真の光景が、アニメになってる!という感じ。
ちょうど翌日、同じ専門の方々との委員会だったので、
そういう見どころありますよ、などと話してきました。
2013ueno.JPG

July 13, 2013

*「ポツネン」

観劇続く。
ラーメンズも、コバケン舞台も見たことあるけれど
「ポツネン」シリーズは初。
小林賢太郎が海外公演した舞台を、日本でも、というもの。
そのせいで?壇上、日本語がなくても
通じるパフォーマンスがいろいろ。
なるほどねえ、と。
最後に、これは日本公演のために、と
東海道五十三次をネタにした作品が入って、終演。

あっという間、もう終わり?と思ってしまいましたが
実際上演時間は短めの模様。
そりゃ一人だものなあ。疲れるよな。

そして久しぶりにラーメンズ見たくなった。
お腹の底から笑いたい。

July 7, 2013

*七夕の四谷怪談

七夕の夜は東銀座へ。
新しくなった歌舞伎座、夜の部を鑑賞してまいりました。
一度、学会関係者の内部見学に入れていただいたけれど
今回は、ちゃんと観劇。

歌舞伎観劇は、
2008年に前の歌舞伎座に母と来て以来、5年ぶりのことでした。
それまでは、元気な頃の祖母と国立劇場に通っていたのですが。
20130707kabuki.JPG

演し物は東海道四谷怪談。
裏切りや人殺しや、ヒドイ話ではありますが
要所要所に見せ場も笑いもあり。
なんと一列目だったもので
席はゆったりだし
お岩さんの特殊メイクや
細かな演出が逐一よく見えて、とても面白かった。
伊右衛門、ほんとヤなヤツだわね。

菊之助が三役の大活躍。とても素敵。
何年かぶりで、なんかすっかり立派になっちゃって、と
オバサン気分で楽しみました。

今回の観劇は、実は恩師からの結婚のお祝いで。
素晴らしい一夜に感謝。