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January 24, 2011

*理系であるとか

y=1925+2x (1≦x≦64、yは西暦) 「西暦y年にx歳になる昭和x年生まれ」
友人の「今年は昭和43年生まれが43歳になる年」発言について、
飲みながら話していた結果。
先日、飲み屋のコースターにメモして持ち帰ってた…。

で、先ほどふと思った。
平成だと「平成y年にx歳になる昭和x年生まれ」は
y=2x-63 か。

何がしたかったのかわかりません。。。
理系とか関係なかったな。

January 20, 2011

*最近の自覚

物忘れが激しい。
名前を思い出せない。タレントの名前も。論文で書いた建築家の名前も。名前だけでなく、地名も。昨日も建築関係の方と、「田島山十一ヶ寺」という、練馬区にある寺院集合地について話そうとして、「浅草から、十一ヶ寺一緒に関東大震災後に移転したんです」「江戸時代本寺・末寺の関係にあった誓願寺は府中に移転して」…と続けていて、その「田島山」が出てこない。浅草の田島町にあったから、その名前だったのに。あたまのなかで「なんだっけ…た、た、た、たかだ?たむら?」とぐるぐるしたものの結局思い出せなかった。昨年末に原稿書いて、シンポジウムで話したばっかりの話題だったのに。

こういうの、誰でもあるかもしれないけれど、最近「ものすごく」増えたな、と自覚。
歳をとるとともに、記憶力は衰えるとは思うのだけれど、最近ちょっと顕著過ぎる気がする。親にも「その歳じゃまだまだ早いわよ!」と呆れられた。

それと同時に、例年通りのはずの仕事で、事前に準備しておかなければならない案件について、すっぽり抜けていたり。これは物忘れというより、うっかり気付かずに過ごしてしまってたのだけど。何度か、やり残しはないか、考えていたのに気付かなかった。
…そういう自覚があるなら、リストアップする、記録を残す、前倒しに準備する、というのを徹底すればいいのに、いっつも泥縄なので同じ失敗をする。
綱渡りばかりしてしまっていたけれど、こんな性格に「物忘れ」が加わったら壊滅的だなあ、と、困ったというより、もう恐怖だ。
変わらなきゃ。
という記録。
すぐ忘れるから。

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何やら暗くなってきたのでかわいいものを。
先日衝動買いしたムーミンの家ストラップ。かわい過ぎて使えない。ムーミンは、文春文庫のシリーズ全部読んでるくらいには好きです。トーベ・ヤンソンが好き。

January 17, 2011

*ひとつずつ終わらす!

うんざりお仕事は終わりました。
あー。逃れられないので、どう効率良く、皆が気持ちよく終われるかというのを追求するしかないのよね。わかっとるわかっとる。
こうして年度末のひとつひとつを終わらせて、春に向かいます。
来月までのあれやこれやも課されてしまったので、これもひとつひとつ、やるしかない。

21時過ぎまで今日の大仕事の残務処理して、帰宅。
紙をたくさん扱ったせいだと思うけれど、手が切り傷だらけで驚いた。くたびれていると皮膚も弱っているのだろうか。てのひらまで傷があるのはどうやったのだかよくわからない。

昨日作った大根と鶏肉の煮物をあたため、今朝のお弁当用卵焼き残りなど出して夕ご飯。去年の秋から暮れにかけて、暫く忙しさにかまけてちっとも自炊しなかったので、年明けてからは努力中。
一人暮らしだとつい好きなものばかり買ってしまうし、これまであまり料理に使ったことのない食材は手を出さないので、もう少し幅も広げるのが今年の目標か。
土曜日にakahiroのうちでもつ鍋をご馳走になったのだけど、ニラが美味しかったのだよな。一年以上ニラなんて買ってないと思う…今度何かつくろう。

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浅草橋駅の出口で「おお!」と撮影した、スゴイダクト。

January 16, 2011

*一杯の珈琲から

もう年明けて半月。うん。まあ早いことはわかっていたよ。
明日は憂鬱な仕事があるけれど、それも、きっと一瞬で終わるんだろうと言い聞かせてみたりもする。

今日は浅草橋のルーサイトギャラリーというところへ行ってきました。
大学時代に通っていた神楽坂の喫茶店、今はなき「巴有吾有」がこのギャラリー内のカフェで期間限定復活、というのをweb上で知って。
一杯500円以上するコーヒーは、学生の身にはなかなかに贅沢で、ちょっと頑張って通っていた感じだったけれど、お店の雰囲気もインテリアも素敵で、コーヒーもおいしくて、大事な「お楽しみ」感のあるお店だった。神楽坂に遊びに来た友人もよく連れて行った。
閉店してしまったのは、その私の通っていた大学が神楽坂の一部を再開発することになったからだった。知ったのは、計画が進み、巴有吾有やその周りのお店が閉店しだしてから、ようやくのことだった。
ヒドイ大学だ!という意見を目にして、何も言えなくなる。
私も、大好きだったお店だのに。

コーヒー一杯飲むためだけに、出掛けてきた。
ミルクのいれものは、お店のときと同じ。砂糖壺は、陶器のぽってりしたものだった気がするけれど、あれは2階席だけだったっけ。1階に足踏み式ミシンの台を使ったテーブルがあったな。そういえば、レーズンの入ったクッキーが置いてあって、お土産にもよく買ってたな。そんな忘れていたことを一気に思い出しました。

当時通っていて、そしてやっぱり今はもうない「香夢居」という地下の喫茶店のことも思い出した。あそこでいろいろコーヒーには産地があることを認識したのだったよ。
同時に思い出すのがもう一軒、「珈琲美学」はまだ神楽坂にあるはず。これも長らく忘れていたなあ。今度行ってみよう。確かコーヒーゼリーがアイスたっぷりで、夏によく通ったのでした。
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タイトルは、ケストナー。
ギャラリーも、古い住宅を改装したもので、なかなか面白かったです。今回以外でも、2階はカフェとして営業することがあるみたい。

January 10, 2011

*長い思い出話とライブの感想

年明け目白押し。矢継ぎ早。
とにかく行きたいところへ行き、見たいものを見る!というのを年明けの勢いに乗せております1月。観劇にしろライブにしろ昨年予約してる時点では、まだまだ先のことー、と思ってたわけではありますが。

というわけで行ってきました。
渋谷マウントレーニアホールにてHicksville と Chocola & Akito
渋谷マウントレーニアホールってどこよ、と思ったら109の裏、プライムビルの6階でした。以前は映画館だった場所を改造したそうで。座席がゆったり広くてドリンクホルダーもあって、はさすが元映画館、でした。
ライブは3部構成で、1部がChocola & Akito 、2部でHicksville、そして3部が!片寄さん+Hicksville3人の4人で。

私の周りではいまだ知っているひとがいて、でもそれってやはり少数派ではないかと思う20年ほど前のバンド、ロッテンハッツ。6人組のバンドは、オリコン90位代が1曲あったくらいで1994年に解散し、Great3とHicksvilleという3人ずつに分かれておりまして。
私は高校生のときに、後楽園遊園地であったイベントを見に行って、ブリッジやミスチルを差し置いてトリを飾ったロッテンハッツのファンになり、そこから解散まで、高校生のなけなしのお小遣いでライブに通ったり、CD買ったり、ラジオ番組にはがきを書いたりしていたのでした。Great3とHicksvilleになってからも、どちらかと言うとGreat3贔屓でライブに足を運んでいたけれど、それでももう10年くらい、観ていなかったと思う…。
そんなHicksvilleと、Great3のメインボーカル片寄さんが奥さんのショコラと組んだユニットChocola & Akito とのライブとあって、気が動転しつつチケットをとりました。ロッテンハッツ解散後、一切接点を持たずにやってきたような感じだったから、全員ではなかったにしろ4人が集まってライブだなんて、どうなるんだろうと不安と興奮とでどきどきしながら迎えた昨日。

とても、よかった。
Chocola & Akito のライブは初めてで、ショコラの素っ頓狂なキャラクターに驚きましたが新曲はどれも素敵。アルバム1枚目しか持っていないのですが、それの収録曲より昨夜の新曲の数々がとてもよかったな。「扉」そして「one」というのが。あ、片寄さんが、その、ちょっと輪郭丸くなっていて、驚いたのもあった…。
二部はHicksville。慣れ親しんだ雰囲気。知らない曲が多いのに、懐かしささえありつつ。そういえば昨年6月には、オザケンのライブにて木暮さん真城さんにはお会いしていたのであった、と思ったり。中森さんが50歳!というのにも驚きましたが、そうか、あれからそんなにたったのだな。
そして三部。どんな形でやるのかな、と思ってましたが、もうそのまま。4人で、ロッテンハッツの曲を、ロッテンハッツの話をしながらやってくれました。まさか、もう一度聴ける日が来るなんて思いもしなかった曲の数々。最近ほんとに涙腺が緩くてまいる。なんだか夢のようだった。
ロッテンハッツ曲セットリストはこんなでした。
1.Drive 2.バタフライ 3.On My Mind 4.Always 5.Limbo 6.Rotten Hat Rag

はー。
まだちょっと感慨に浸っています。
何がよかったかと考えるに、17年ぶりに同じステージにたってあの頃の曲を演奏する彼らが本当に楽しそうで、嬉しそうで。そんな、回顧というか、ノスタルジーとか、ベタベタお涙頂戴じゃなくて…そういうの置いといて、長い時間がたったからこそ、今があり、この楽しい瞬間がある、という感じ。解散のときにはいろいろあったのだろうし、昨日だって、6人中4人しかいなかったわけだけれど、でも。歳をとるのっていいもんだ、と本当に素直に思う感じ。その空気。

17歳〜20歳くらいのときに彼らの音楽に出逢っていたから、昨夜、あんなに嬉しい時間を味わえた、というの、実は、ここ3年で一気に感じている。
2009年のユニコーン、2010年の小沢くん。そして今回のロッテンハッツ。
何でしょうねこの偶然。それぞれ、ちょっとジャンルも違うし、これら3つを追いかけていた自分て、なんて一貫性がないんだろうと思っていたけれど、おかげさまで、震えるような興奮を感じる瞬間をいま持てるという。自分の過去が、あってよかった、と言うか。なんの神様かわからないけれど、ありがとう!と思う夜更け。

毎日長文!(たぶん今日まで)
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年末にカナコちゃんにいただいた猫ぬいぐるみを描いてみた。

January 8, 2011

*観覧と観劇と 長文感想

1/4 朝香宮のグランドツアー@庭園美術館
1/5 山口晃展@銀座三越
1/7 三谷幸喜「ろくでなし啄木」

などなどな年明け(?)です。
庭園美術館はチケットを譲っていただいたので新年早々出かけてきました。
朝香宮の渡欧にまつわるエピソードや舶来品の数々。当時の写真。アール・デコとの出会いやラパンについての検証ビデオなども。
写真撮影もたくさん出来て満足。「授業で使うかも」と意識しだしてから、しっかり撮らなくてはと力が入るようになってしまったよ…。あまりうまくないのが悲しいですが。
展示物でかわいくて印象深かったのは、ペンギン。
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3羽が寄り添った陶器製の置物です。ペンギン好キーなので喜んでしまった。
おかしかったのが、ペンギンなんてきっとまだまだ珍しい動物であったこの時代ゆえの間違いで、箱にはしっかり「ペリカン」と書かれていること。
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微笑ましいことです。

銀座三越での山口晃展は、観に行くつもりでいたところに実家でチケットをもらったので、ラッキー、と喜んで行ってきました。細密・緻密な線画は大好きなので、見ていて楽しい。近世中世のあれやこれやがモチーフになるのも好みだし。
あちこちに本人似顔絵があったりして、山口さん本人が楽しそうだなあ、という印象の展覧会で、こっちもニヤニヤしながら見て回りました。
「すゞしろ日記」も買ってしまい。これもニヤニヤしながら一気読み。

最後に、昨日行ってきた「ろくでなし啄木」
先日、演出だけは手がけたという「今の私をカバンにつめて」を観ましたが、純粋な三谷幸喜の舞台は久しぶり。それほど熱心なファンではないけれど、今回で5回目くらいだったでしょうか。考えてみたら、おそらく初めてみたプロの現代劇の舞台は「彦馬がゆく」だか「オケピ!」だかで、三谷作品を観なかったら、舞台を観に行くようにはならなかったんじゃないかなと昨日思い出しました。忘れてた。

藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵の三人の芝居。観たことあるのは歌舞伎での勘太郎だけ。若い三人の舞台ということだったけど、安心して観られたように思います。
うまいなあ、と思ったのはやっぱり中村勘太郎でした。藤原竜也は、何役をやっていても「藤原竜也」である感じ。同行者が言っていたけれど、とにかく顔が若いのもあって、年を重ねた役が似合うようになるのはまだ先っぽい気もします。

予習なしで観に行ったのですが、今回は一応コメディではなくて、三谷さん曰くの「エロティック・サスペンス」。石川啄木と男と女の温泉宿の一夜。「演劇らしい舞台装置も「あえて」の選択だそうで、ちょっと新境地を垣間見た感じ。

面白かったけれど、がっつり笑うのも観たくなってきてしまいました。今年は舞台と映画と、いくつあるんだ?生誕50周年記念でもりだくさんらしいので、探してみようと思う。

January 5, 2011

*あけましておめでとうございます

今年こそ一年の始まりはスマートに。
そう思いつつなんとなくぐだぐだと年明けを迎えたわたくしです。
日記って反省ばかりになりがちだわ。
開き直りも同じくらい多いけれど。

年末年始は実家におりました。
姪は相変わらずかわいさ爆発であった。
母には今更ながら「…あなた太ったわね」としみじみ言われました。
…本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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年賀状。
さんざん通って、ちょっと調査もした台南の近代建築を描きました。
日本人が設計した店舗+住宅の共同建築でして、角部に「林百貨店」という台湾で2つ目に出来た百貨店が入りました(一番目は台北の「菊元」といいます)。
現在、台南市が整備工事中です。来年にはきれいになってお目見えする模様。
亭仔脚(歩廊部分)の中を描かないと、ちょっと変ね。