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November 16, 2013

*東北へいく

岩手での仕事があって
初めての盛岡と、一戸へ。
岩手県て、広いのね。
県内だから、と言っても、移動も大変だし
民家だって、北と南で変わってきます。
盛岡から、一戸の目的地へ着いたら
気温が4度下がった日もあった。

岩手県、全国の都道府県で二番目に広いそう。
一番広い北海道では、
「札幌行くけど、ついでにどこか寄りたいな」と思ってみて、
行けるのって小樽くらいで(快速で30分強)、
夏に北大行ったときに、西よりだし、と、
函館までの道のりを調べて挫折した。
(特急で片道3時間半。普通に検索すると空路が出る)
(函館だけなら行ったことはあった)

北海道は、富良野あたりを回ったり、
何年か前には、女満別から網走、知床を廻り
摩周湖あたりから帯広通って札幌まで数日かけてドライブ旅行というのも
したことがあって、その広大さはわかっていたつもりなのだけど
やっぱり「県内」的な解釈で、麻痺してるんだな。

ということを思い出すくらいには、
岩手も広い、という話でした。

写真は盛岡。
南部藩邸跡の公園での、紅葉の夜間ライトアップ。
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November 4, 2013

*国立劇場へいく

11月歌舞伎のチケットを1枚だけいただいたので、ひとり歌舞伎。
今年二度目の歌舞伎は伊賀越道中双六でした。
最後の敵討ちが派手でよかった。

国立劇場へ来るのは、2007年以来。
2007年の夏に祖母が倒れ、
それまで毎月のように一緒に通っていた
国立劇場の歌舞伎へ行く機会を失った。
祖母が倒れる前にとっておいてくれたチケットで
母と二人で観劇させてもらったのが最後だったので、
しっかり記憶に残っている。

その、母と来た時には
祖母とは意思の疎通はうまく図れていなかったけれど
それでも意識はあったし…なんというか
普通に観劇が出来たのだけれど、
今回、祖母がいなくなって、初めて来て。

永田町の駅から国立劇場へ行くには、階段が多かった。
祖母と一緒なのでゆっくり歩いた。
下りの階段では私が先に。
昇りの階段では私が後に。
エスカレーター、エレベーターを使えるところは使うので
位置は覚えてる。

最後の頃は、永田町経由は難儀だと、
東京駅からタクシーで来ることが多かったな。
あっという間に着くのでよかった。

永田町駅から国立劇場への道沿いの
ビルが大きく建て替えられていて、
駅出口近くから劇場のほうへ、公開空地を通って
抜けられるようになっていた。
緩やかだけど、階段だから、祖母がいたら
ゆっくりゆっくり歩いただろう。
手摺がほしいと言うかな。
でも、通りやすくなってよかったと言うだろうなと。
ごく普通に湧いてきて。
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常日頃、ずっと祖母のことを考えているわけではないけれど
その、去年、野田地図「エッグ」を見たときだとか
今回だとか、何かが引き金になって突然押し寄せる感情の起伏に、たまに驚く。
長く長く一緒に過ごしたひとを亡くしたのだなあと思う。

October 21, 2013

*MIWA

野田MAPの舞台、
The Bee、エッグにつづいて、三回目、MIWA。
夫の趣味なのですが、一気に引きこまれてしまっています。

私の観劇経験は、数で言えば恐らく最も多いのは歌舞伎で、
現代劇では、三谷幸喜、あとは、ラーメンズにコバケン。
間に数回、アトリエ・ダンカンとか二兎社とかのプロデュースのものetc.…
そこに、野田秀樹ですよ。

これまで、
ここまでものすごい密度とスピードで、
濃厚な時間を提供してくれる舞台は体験したことがなかった。
野田さんが随一です。
観に行った三作ともそう。
ちょっと悪く言うと、なんてくたびれるお芝居!とも。
すごい集中力が求められます。

The Beeのときは感想を書いたけれど
実は、「エッグ」のときは
こちらの心がぐらぐらしすぎて、
何も書けなかった。
どこも架空の世界なのだけれど、
「エッグ」では、戦中の満州(のようなところ)が描かれていて、
ちょうど祖母を亡くしたあとで、
その祖母の暮らした天津に行ってきたばかりだった私は、
芝居の幕が降りた瞬間涙が止まらなくなったのだった。
祖母の死後、初めて
あんなに泣いてしまったのだけれど
自分でもその理由がよく整理できなかった。
何か、こじ開けられたのだなあという感触。

今回は、「MIWA」。
単なる美輪明宏物語では全然なくて、
その人生をなぞりながら
宮沢りえと古田新太が一心同体ならぬ二身同体の
主人公を演じる。
野田秀樹が狂言回し。

宮沢りえが、すごい。
The Beeでも思いましたが、こんなに舞台映えする女優さんだったのか!と。
繊細な美人なのに、圧倒的な存在感。
この人にしか出来ない、MIWAでした。
古田新太がうまいのはわかってる、というのに対して、
青木さやかもよかった。
去年、三谷チェーホフで見て、舞台にも出てるのねと
思ってたら、今回で二度目とは。桜の園よりよかったです。
他の若手俳優さんたちが、どうしても影が薄いのに対して
顔が濃くて声が通るので、存在感が素晴らしい。
もっと場数踏んでうまくなって欲しいわ。
あ、池田成志さんはさすがの存在感でした。

あとは要所要所で使われる実際の美輪明宏の歌声も素敵で。
いつか生で聴いてみたいね。
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制作発表のレポート
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0823164946.html

日経の記事。リンク切れてしまうかしらん。
http://mw.nikkei.com/tb/#!/article/DGXNZO60899340Q3A011C1000001/

July 13, 2013

*「ポツネン」

観劇続く。
ラーメンズも、コバケン舞台も見たことあるけれど
「ポツネン」シリーズは初。
小林賢太郎が海外公演した舞台を、日本でも、というもの。
そのせいで?壇上、日本語がなくても
通じるパフォーマンスがいろいろ。
なるほどねえ、と。
最後に、これは日本公演のために、と
東海道五十三次をネタにした作品が入って、終演。

あっという間、もう終わり?と思ってしまいましたが
実際上演時間は短めの模様。
そりゃ一人だものなあ。疲れるよな。

そして久しぶりにラーメンズ見たくなった。
お腹の底から笑いたい。

July 7, 2013

*七夕の四谷怪談

七夕の夜は東銀座へ。
新しくなった歌舞伎座、夜の部を鑑賞してまいりました。
一度、学会関係者の内部見学に入れていただいたけれど
今回は、ちゃんと観劇。

歌舞伎観劇は、
2008年に前の歌舞伎座に母と来て以来、5年ぶりのことでした。
それまでは、元気な頃の祖母と国立劇場に通っていたのですが。
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演し物は東海道四谷怪談。
裏切りや人殺しや、ヒドイ話ではありますが
要所要所に見せ場も笑いもあり。
なんと一列目だったもので
席はゆったりだし
お岩さんの特殊メイクや
細かな演出が逐一よく見えて、とても面白かった。
伊右衛門、ほんとヤなヤツだわね。

菊之助が三役の大活躍。とても素敵。
何年かぶりで、なんかすっかり立派になっちゃって、と
オバサン気分で楽しみました。

今回の観劇は、実は恩師からの結婚のお祝いで。
素晴らしい一夜に感謝。

December 17, 2012

*ロールシャッハ

小林賢太郎の舞台「ロールシャッハ」を見てきました。
東京の公演はチケットがとれなくて、神奈川芸術劇場での横浜公演。
2時間はあっという間でした。

今回の選挙が決まったのはいつでしたっけ。
この舞台は2010年公演のものをリニューアルしたそうで
今年10月から12月にかけて全国を回っていますが、
なんか、そんな情勢を加味したかのような展開で。

鏡にうつっているのは真実だけではないかもしれない、などなど
笑いながら考えながら、巻き込まれる舞台でした。
「正義の反対は、悪なんかじゃなくて、もうひとつの正義」
というセリフは、
私はなんかドラえもんで読んだような記憶があるのですがどうだろうか。

ちょうど録画をしている日にあたりまして、
役者さん方もテンション高かったのではないか、と思える盛り上がり。
楽しかったー。

帰りは、馬車道タップルームへ。沼津のビール会社:ベアードビールの美味しいビールがたくさん飲めます。
去年かな?馬車道店に初めて行って気に入って、
先日は中目黒店で飲んだくれてきました。
ビール好きには楽しいお店。

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August 15, 2012

*三谷幸喜の文楽

夏休みを一日もらって、母と出掛けたパルコ劇場。
随分と三谷幸喜づいている最近ですが、この日観たのは
三谷が初挑戦したという文楽。

舞台は江戸時代。曾根崎心中が大当たりした時代の裏話としての「其礼成心中」(それなりしんじゅう)。現代仕様にしちゃうんじゃなしに、義太夫を語る大夫と三味線、人形が確実にそろっての上で、三谷脚本でつくられたおはなし。

私は面白かったです。
現代のお芝居や歌舞伎と比べたら、文楽鑑賞の経験値はほぼゼロなので、
そういう意味では、私にはこれを文楽として評価するのは無理なのですが、
でも、楽しかったな、と。
先日観た「桜の園」とはぜんっぜん土俵が違うので比べられはしないけれど
今回は素直に面白かったし楽しめた。

セリフの中に、パトロール、とかベストセラー、とかカタカナいっぱい。「逆ギレか!」なんて言い回しも出てきて、その違和感ぶりがうまく笑いになる。
それに合わせてまた人形の動きがうまいなあ、おかしいなあ、と。
「お福」の悔しがり場面は最高の動きでした。
一方で劇中劇として「曽根崎心中」や「心中天網島」の一節が出てくるときには、貫録の演技も観られて、満足満足。

予定調和な結末だけど、これも醍醐味かと思います。
母もかなり楽しんでくれてよかったわ。
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July 26, 2012

*三谷幸喜桜の園

やる気スイッチが見つからない。
と愚痴っていたら、ぽち、と押してもらえたので頑張ろうと思う。

今週、神奈川芸術劇場で三谷幸喜の「桜の園」を見てきました。
チェーホフ。
戯曲はうっすら読んだ記憶があったけれど
ネットでストーリー予習して観劇。

三谷舞台はオケピ!が初体験だったと思うのだけど、
とにかく面白くて大笑いして、それ以降5〜6作品くらい見ているだろうか。
でも、自分の中ではオケピ!を超えるものに
そのあと出会えていない感じがしています。

「桜の園」、三谷節で面白かったし
そうか、そういう解釈か、と思わされる展開もあって
わくわくする2時間15分でしたが、
でも、新しいものを見た!というよりはやはり「桜の園」の枠の中での
ちいさな細工の寄せ集めのような気がしてしまった。残念ながら。
ただその中で、浅丘ルリ子さんの存在感はすごかったけれど。
いつの日か、「わたしは生の舞台で浅丘ルリ子を見た」ことは語り継ぎたい(誰に)。

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このチラシ&ポスターはちょっと不気味…。。

April 28, 2012

*初野田地図THE BEE

野田地図(NODA MAP)の舞台、初めてみました。

「THE BEE」
http://www.nodamap.com/productions/thebee/intro.html
2006年のロンドン公演から始まり、世界で、日本で、いくたびかバージョンを替え上映されてきたものの、2012年日本版。筒井康隆の小説『毟りあい』が原作というか原案。平凡なサラリーマンが、脱獄犯に妻子を人質にとられ、自らも犯人の妻と子を人質にとって応酬する心理戦。野田秀樹本人が主役の井戸を演じ、ほかに宮沢りえ、池田成志、近藤良平が幾つかの役を演じ分ける。

展開が早くて、ぐんぐん目が回るけれど、一場面一場面に重みがあって、あっという間に引き込まれた。そしてとてもくたびれました…。救い、ないです。重い。やるせない。笑わせて、引き攣らせて、唸らせて、そして繰り返し挿入される歌に惑わされる。
なんなんだこの剣の舞!
→尾藤イサオの歌う日本語詞の剣の舞。耳に残ること甚だしい。
http://www.youtube.com/watch?v=T2LC7KtGJzU

好きか嫌いか、と言われたら、好きです。これだけ堪能できるというか何というか、お芝居の醍醐味を味わえる舞台だったなあ、と。ある意味贅沢。ほかの野田地図舞台も見に行ってみたい。

April 11, 2012

*東京の街が奏でる

長文です。

小沢健二「東京の街が奏でる」コンサートが楽し過ぎて、
何であんなに幸せだったのか考えてる。
三時間半近い長丁場なのに、終わりがこないで欲しかった。
終わった瞬間、もう一度見たい!と思った。

コンサートは2012年3月21日から4月16日にかけて
たまに飛び飛びで全12夜、東京オペラシティのタケミツメモリアルホールにて行われました。
昨年11月、コンサートに向けてのオザケンのテキストがこちら。
http://hihumiyo.net/tokyo.html

抽選販売のチケットに当たって、第二夜にお邪魔しました。
あ、その前に、渋谷のパルコミュージアムでやっている「我ら、時」展覧会も見て参りましたよ。http://hihumiyo.net/index2.html
そこでTシャツも購入。今回の、街並み+富士山柄にはあまり惹かれず、
「ひふみよクラッシック」のうさぎさん柄のを。あのとき、買いそびれたからな。
Tシャツについてはこちらに。

コンサートは、18時から21時半頃までの3時間半という長丁場でしたが、それを感じさせない、「一瞬」の連続。
ひふみよの「帰ってきた!」感を上回る「こうなってる!」感というか。
真城さんはいたけれど、木暮さんはいなくって。
コーラスと、ベース(中村キタローさん)と、弦楽四重奏。あとメトロノーム。そしてVo.&G.小沢くん。これだけの編成で、あんな曲こんな曲を素晴らしいアレンジ(by服部隆之)で聴かせてくれました。
その場その場にあって、過不足のない音。厚み。薄さ。広がり。狭まり。
音を大きく多くするだけではないアレンジの粋みたいなもの。
あれだけ聴き込んできた曲だったからこそ、余計に感じるその新しい味わいが
染みこむように感じられました。

「ひふみよ」のときと同じように
小沢くんの語ることがあり、音楽があり。
茶目っ気もあり。笑っちゃう瞬間もあり(インコの叫ぶ「シュクダイヤッタノ!?」とか)。
LIFEからの、ワクワクするような曲で盛り上げておいて
新曲を少し。初お披露目の曲も、「いちごが染まる」も、
単純に、詞の世界が、素敵。こういう言葉で紡がれる世界に、身を置きたいのだよ。私は。

既知の曲で。個人的には。
「天使たちのシーン」「愛し愛されて生きるのさ」「ある光」は、身体に喜びがパーッと広がる感じ。好きな好きな曲で、歌で。それがこんなふうに、素晴らしく魅力的なアレンジがされて今聴ける。それがもうものすごく幸せなのでした。
その一方で、「back to back」「春にして君を想う」の二曲が、ちょっと違って。そもそも生で聴いたのも初めてなんじゃないのかな私。「えっ、これを聴けるの!?」という大興奮…みたいなものがありました。中では。欣喜雀躍ってこういうことか!という。
それ以外の曲ももちろん、興奮と喜びの三時間半でしたよ。

終演直後は全然冷静になれず。何を書いていいのかもわからず。
でもこのまま忘れるのも惜しい!!!と思ったので、今更ながらコンサート12夜の終わる前に書いてみました。あと3夜、あるのかな。手があるのなら、何度でもまだ見たいコンサートでしたよこれは。

コンサートチケットは9,000円もしましたが、個人的には、見合った満足を得られました。BOXも買って、Tシャツも買って…グッズに大枚払い。で、コンサート始まる前に、長年のファンの友人と、これはもうお布施だね、などと話していたのですが、終わってみると、もう宗教かもしれない…と悪い感じでなく、思いました。幾らでも惜しくない、と思えるお金と時間の使い方だったのです、自分にとっては。

ふはは。ここまで書いて、傍から見てるとコワイ人かしら私、とも思う。
いや、王子様でも神様でもないとは承知。
小沢くん、相変わらずの凄まじい細身ですけれど(そういえば何年か前、オザケン激太り説出ませんでしたか。あれは何だったのだろう)、服装も若々しいけれど、近くで見ると(高倍率双眼鏡持参!)、やはり歳相応になっている。声だって、変わってる。それでも、やっぱり彼に会いたかったのだなあとしみじみ思います。「ひふみよ」ツアーのときもそうでしたが、「今更オザケン?」の声なんて耳に届きません。「今の、オザケン」なのですよ。彼の歌を聴きたいのです。
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February 28, 2012

*「うるう」のこと

この仕事に就いてから、2月というのは年度末の行事と入試で
風のように過ぎます。
いや、そんな軽やかな感じではなく
毎日てんてこ舞いしてるうちに暮れていく…というイメージですが。

↑こんな状況を称して
「ネンド松のまわりでてんてこ舞いを舞う」などと言ってるひとをみて
笑ってましたがほんとそんな感じ。
そんな2月でしたが、幾つかイベントはあったので記録しておく。

ひとつは、小林賢太郎の「うるう」。
「ひとりコントライブ」ではなくて、「演劇作品」としての舞台。
銀河劇場で堪能してきました。
ひとり芝居…と思っていたけれど、純粋にコバケンひとり、ではなくて、
ずっと小林作品の音楽を手がけている徳澤青弦氏も、舞台上でチェロを弾きながら
物語を盛り上げ、時に、絶妙なタイミングで参加するかたち。

わくわく、にやにや、そわそわ、大笑い、感心、感動、腑に落ちる、大団円。
「ヨイチ」と「マジル」のものがたり。
うるう年の今年ならではの舞台、「うるう」でした。
いろいろ書きたいけれど、説明的になるだけな気がするわ。

ひとつ、途中、本筋とは関係ないとこで
コバケンお得意の指を使った影絵での小芝居…コント的なのがはさまった。
「馬と鹿の融合した、未確認生物!その名も、”まーかー”!!」てのがあって、
なんというか…ずっこけました。
(幼少期からのニックネームが、「まか」と言います…)

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久々の生舞台で、久々のコバケンで、はー、堪能しました。良いものを観た。
まあ他にも、同行予定者が大幅遅刻したりしまして…今回、映像化はないという話。
一生忘れない舞台かもしれん。

April 20, 2011

*「国民の映画」

三谷幸喜舞台、今年ふたつめ。
三つ目は、チケットとれなくて無理そうです…>ベッジ・パードン

「国民の映画」はナチスの宣伝大臣ゲッベルスと1941年ドイツの映画関係者、ナチスの軍人たちのドラマ。前回の啄木が3人芝居だったのに対して、(敬称略!)小日向文世、段田安則、風間杜夫、白井晃、小林隆etc.…今回は錚々たる12人の役者が、ほぼ3時間出ずっぱりで演じる。それだけでもうおなかいっぱい。
重いテーマを、重いまま、でも上手に笑わせながら、動かして行くこと。舞台はゲッベルス邸での一夜・一場面だけで、その中で丹念に、ゆっくりと、人間模様が描かれていく様に、持ってかれっぱなしでした。個人的には、執事役の小林隆が。三谷舞台では「オケピ!」で見たことがあったのですが、そのときの記憶では、小柄な人というイメージが残っていたのに、全然そんなことない、すらりとした長身の役者さんでありました。役によって、何だか身体の大きさまで演じ分けていたかのような。こちらの勝手な思い込みなのだろうけれど、すごいな。

会場は神奈川県芸術劇場KAAT。今年出来たばかりだったのね(1/11オープン)。きれいでよかったです。開演前のアナウンスで「携帯電話抑制装置を作動させます」のようなことを言っていて、iPhoneは本当にそれまでは入っていた電波が入らなくなりました。すごい。…と思っていたけれど、舞台後半のこれ以上ないくらい緊迫した沈黙が支配する場面で結構長く携帯電話鳴らしていたオバカさんがいて…完全に遮断するわけでないのか、アラームだったのかはわかりませんが、ああもう、なんてことを!と心の中でゲンコツ握っておりました。

February 10, 2011

*音楽のはなし

最近、学生が作って聴かせてくれたコンピレーションが何だかよくて、
家で音楽聴く時間が増えてきた。
その勢いで手持ちの音源をいろいろひっくり返している。
今日聴いてたとこだとEverything But The Girlとか、私6枚もアルバム持ってたのか、などとブラジル音楽づく以前のもろもろを再確認中。
周りに異常な(失礼)レベルの音楽好きというかマニアが多いので
自分なんて全っ然、とは思っているけれど、近頃すっかりCD買わなくなったのに、棚を漁っていたらざっと300枚くらい。まだあるな。そして何を持ってるんだか忘れてるな、と。

そんな中、昨日は4度目かな?のピアニストMIKAさんのライブ。
六本木Softwindにて。
MIKAさんの音、ほんとにすごい。
ジャズの、サンバの、ボキャブラリーも何もなくて、適切な表現はわからないのだけれど、何度聴いても引き込まれる。知らない曲でも、わくわくする。今回は、下の写真のようなミラクルな位置で音を紡ぎ出す瞬間を眺められる特等席で。面白かったー。
予定外であったという、ベースとトランペットの大御所・本場ミュージシャンの飛び入りもあり、くたびれきった身体に素晴らしいリフレッシュ。ありがたかった。
アンコールのQuem diz que sabeがよかった。と今うろ覚えだった曲名を書こうとして「ケンジスチサビ」と適当ヒアリング記憶で検索をかけた結果、引っかかったのが過去の自分のblogで笑った。

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そんでもって、今週末はレニー・アンドラーヂ
周囲のブラジル音楽ファンのわくわくに乗せられて、すっかり楽しみになっています。

January 10, 2011

*長い思い出話とライブの感想

年明け目白押し。矢継ぎ早。
とにかく行きたいところへ行き、見たいものを見る!というのを年明けの勢いに乗せております1月。観劇にしろライブにしろ昨年予約してる時点では、まだまだ先のことー、と思ってたわけではありますが。

というわけで行ってきました。
渋谷マウントレーニアホールにてHicksville と Chocola & Akito
渋谷マウントレーニアホールってどこよ、と思ったら109の裏、プライムビルの6階でした。以前は映画館だった場所を改造したそうで。座席がゆったり広くてドリンクホルダーもあって、はさすが元映画館、でした。
ライブは3部構成で、1部がChocola & Akito 、2部でHicksville、そして3部が!片寄さん+Hicksville3人の4人で。

私の周りではいまだ知っているひとがいて、でもそれってやはり少数派ではないかと思う20年ほど前のバンド、ロッテンハッツ。6人組のバンドは、オリコン90位代が1曲あったくらいで1994年に解散し、Great3とHicksvilleという3人ずつに分かれておりまして。
私は高校生のときに、後楽園遊園地であったイベントを見に行って、ブリッジやミスチルを差し置いてトリを飾ったロッテンハッツのファンになり、そこから解散まで、高校生のなけなしのお小遣いでライブに通ったり、CD買ったり、ラジオ番組にはがきを書いたりしていたのでした。Great3とHicksvilleになってからも、どちらかと言うとGreat3贔屓でライブに足を運んでいたけれど、それでももう10年くらい、観ていなかったと思う…。
そんなHicksvilleと、Great3のメインボーカル片寄さんが奥さんのショコラと組んだユニットChocola & Akito とのライブとあって、気が動転しつつチケットをとりました。ロッテンハッツ解散後、一切接点を持たずにやってきたような感じだったから、全員ではなかったにしろ4人が集まってライブだなんて、どうなるんだろうと不安と興奮とでどきどきしながら迎えた昨日。

とても、よかった。
Chocola & Akito のライブは初めてで、ショコラの素っ頓狂なキャラクターに驚きましたが新曲はどれも素敵。アルバム1枚目しか持っていないのですが、それの収録曲より昨夜の新曲の数々がとてもよかったな。「扉」そして「one」というのが。あ、片寄さんが、その、ちょっと輪郭丸くなっていて、驚いたのもあった…。
二部はHicksville。慣れ親しんだ雰囲気。知らない曲が多いのに、懐かしささえありつつ。そういえば昨年6月には、オザケンのライブにて木暮さん真城さんにはお会いしていたのであった、と思ったり。中森さんが50歳!というのにも驚きましたが、そうか、あれからそんなにたったのだな。
そして三部。どんな形でやるのかな、と思ってましたが、もうそのまま。4人で、ロッテンハッツの曲を、ロッテンハッツの話をしながらやってくれました。まさか、もう一度聴ける日が来るなんて思いもしなかった曲の数々。最近ほんとに涙腺が緩くてまいる。なんだか夢のようだった。
ロッテンハッツ曲セットリストはこんなでした。
1.Drive 2.バタフライ 3.On My Mind 4.Always 5.Limbo 6.Rotten Hat Rag

はー。
まだちょっと感慨に浸っています。
何がよかったかと考えるに、17年ぶりに同じステージにたってあの頃の曲を演奏する彼らが本当に楽しそうで、嬉しそうで。そんな、回顧というか、ノスタルジーとか、ベタベタお涙頂戴じゃなくて…そういうの置いといて、長い時間がたったからこそ、今があり、この楽しい瞬間がある、という感じ。解散のときにはいろいろあったのだろうし、昨日だって、6人中4人しかいなかったわけだけれど、でも。歳をとるのっていいもんだ、と本当に素直に思う感じ。その空気。

17歳〜20歳くらいのときに彼らの音楽に出逢っていたから、昨夜、あんなに嬉しい時間を味わえた、というの、実は、ここ3年で一気に感じている。
2009年のユニコーン、2010年の小沢くん。そして今回のロッテンハッツ。
何でしょうねこの偶然。それぞれ、ちょっとジャンルも違うし、これら3つを追いかけていた自分て、なんて一貫性がないんだろうと思っていたけれど、おかげさまで、震えるような興奮を感じる瞬間をいま持てるという。自分の過去が、あってよかった、と言うか。なんの神様かわからないけれど、ありがとう!と思う夜更け。

毎日長文!(たぶん今日まで)
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年末にカナコちゃんにいただいた猫ぬいぐるみを描いてみた。

January 8, 2011

*観覧と観劇と 長文感想

1/4 朝香宮のグランドツアー@庭園美術館
1/5 山口晃展@銀座三越
1/7 三谷幸喜「ろくでなし啄木」

などなどな年明け(?)です。
庭園美術館はチケットを譲っていただいたので新年早々出かけてきました。
朝香宮の渡欧にまつわるエピソードや舶来品の数々。当時の写真。アール・デコとの出会いやラパンについての検証ビデオなども。
写真撮影もたくさん出来て満足。「授業で使うかも」と意識しだしてから、しっかり撮らなくてはと力が入るようになってしまったよ…。あまりうまくないのが悲しいですが。
展示物でかわいくて印象深かったのは、ペンギン。
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3羽が寄り添った陶器製の置物です。ペンギン好キーなので喜んでしまった。
おかしかったのが、ペンギンなんてきっとまだまだ珍しい動物であったこの時代ゆえの間違いで、箱にはしっかり「ペリカン」と書かれていること。
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微笑ましいことです。

銀座三越での山口晃展は、観に行くつもりでいたところに実家でチケットをもらったので、ラッキー、と喜んで行ってきました。細密・緻密な線画は大好きなので、見ていて楽しい。近世中世のあれやこれやがモチーフになるのも好みだし。
あちこちに本人似顔絵があったりして、山口さん本人が楽しそうだなあ、という印象の展覧会で、こっちもニヤニヤしながら見て回りました。
「すゞしろ日記」も買ってしまい。これもニヤニヤしながら一気読み。

最後に、昨日行ってきた「ろくでなし啄木」
先日、演出だけは手がけたという「今の私をカバンにつめて」を観ましたが、純粋な三谷幸喜の舞台は久しぶり。それほど熱心なファンではないけれど、今回で5回目くらいだったでしょうか。考えてみたら、おそらく初めてみたプロの現代劇の舞台は「彦馬がゆく」だか「オケピ!」だかで、三谷作品を観なかったら、舞台を観に行くようにはならなかったんじゃないかなと昨日思い出しました。忘れてた。

藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵の三人の芝居。観たことあるのは歌舞伎での勘太郎だけ。若い三人の舞台ということだったけど、安心して観られたように思います。
うまいなあ、と思ったのはやっぱり中村勘太郎でした。藤原竜也は、何役をやっていても「藤原竜也」である感じ。同行者が言っていたけれど、とにかく顔が若いのもあって、年を重ねた役が似合うようになるのはまだ先っぽい気もします。

予習なしで観に行ったのですが、今回は一応コメディではなくて、三谷さん曰くの「エロティック・サスペンス」。石川啄木と男と女の温泉宿の一夜。「演劇らしい舞台装置も「あえて」の選択だそうで、ちょっと新境地を垣間見た感じ。

面白かったけれど、がっつり笑うのも観たくなってきてしまいました。今年は舞台と映画と、いくつあるんだ?生誕50周年記念でもりだくさんらしいので、探してみようと思う。

October 3, 2010

*MIKA JAPAN TOUR 2010

最近「生」を体験してないわ、というようなことを書いて立て続けに。
金曜夜は中目黒楽屋にてSambaJazzのピアニストMikaさんのライブ。
私のブラジル音楽体験は9割方周りのひとに引っ張られてのものですが
三度目のライブとなるMikaさんも然り。
何も知識のないなりに、Mikaさんの奏でるピアノの求心力みたいなものは
毎回身体全体で感じられます。
今回はMikaさんのピアノ+ウッドベースとドラムのトリオで。

手探りで音を出している最初のほうから、
どんどん山を駆け上がり谷をくだり、音が重なり、うねり、引き込まれ。
あっという間の2ステージでした。
ライブが終わるのが惜しい、というの、
久しぶりの感触だったなあ。
また観たい、と心から思います。

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こちらは訳あって?ようやく手に入れたMikaさんの2008年のアルバム。
サインもいただきましたー。

September 30, 2010

*今の私をカバンにつめて

原題はI'm getting my act together and taking it on the road。
1978年にニューヨークで上演された舞台の輸入版。
ウクレレを教えてもらったり
野球談義に盛り上がったりして、ついつい身近に感じていましたが
実は実はプロミュージシャンである松宮幹彦さんが出演されるというので
ご案内いただき、見に行ったミュージカルです。
(松宮さんはオレンジうさぎファンなので、談義は主にけんか腰)。
日本では80年代に雪村いづみ主演で上演されたそう。
今回、三谷幸喜が台本を翻訳して(演出はべつ)、戸田恵子主演・共演石黒賢での再演。
演奏しながらミュージシャンが参加、ってどんな感じなのかと思ってましたが、劇中劇というか劇中ステージ…設定がナイトクラブでのライブのリハーサルなので、そのまま、バンドのギタリストとしての出演でした。戸田恵子さんとの絡みもあったりせりふもあったり。おー。

ストーリーはわかりやすい。女性が自分らしく生きるということ、自立することと、それに対する1978年のアメリカという時代背景が、ヘザーというもう若くはない女性ボーカリストと、典型的・古典的な「奥さん」を持つマネージャーのジョーとのやりとりを通して描き出されて行く感じ。少しの気恥ずかしさと、諦めと希望と大笑いと…安定した歌と演奏と踊りと。

最近ライブもあまり行けてないし、舞台も、歌舞伎だってだいぶご無沙汰していて。生のミュージカルなんて観たのいつ以来だろう。やっぱり生はいいねえ、と単純な感想になっちまいますが、でもそれが素直な感想かも。青山円形劇場(初めて行きました)というちいさな劇場での臨場感が、よかった。
三谷幸喜は台本翻訳だけということでそのテイストはそんなに強くなかったけれど、ヘザーの年齢ネタと、いくつかのうたの歌詞が三谷節だなあと思いながら観劇しとりました。

今の私をカバンにつめて

June 10, 2010

*オザケンひふみよツアー@NHKホール

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というわけです。

January 20, 2010

*思い出すたびなにか胸につっかえてるだけ

昨日、建築の解体工事現場で
建物の調査をしていて。
ヘルメットかぶって安全帯つけて、足場の上でちまちま実測。
たぶん、携帯に出ちゃいけなかったのかもしれないけれど、
屋上に降りたところでブルブル震えたメール着信を確認したら、
友人からのオザケン13年ぶり全国ツアー!!!のニュース。
(その後、弟からも来た。)

いやー。

ちょっと魂震えました。午後の作業中、足場で小躍りしてた。

その後、Twitter上でもいろんなひとがいろんな盛り上がり方をしていたりしつつ
私は1日作業だったのでその波には乗れずにいろいろ考え。
職場戻ってからつらつら情報を確認し。

今更感だとか、懐古主義的なのはちょっととか、今やる意味だとか、新しさとか…
どうでもいいんだわ。わたし。
単純に、彼をまた観られるなら観たいんだよなー。
歌ってるの、また聴きたいんだよ。とても。
13年越しに。
がっかりしたっていいんだ。
いやでも、バックでやるメンバー聞いたら、そんなこたない、と勝手に確信してますが。
あとはチケットがとれるかどうか…!
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November 23, 2009

*善男善女を祝う

仲間達誰もが認めていた公認カップルの、山越え谷越えのゴールイン。でした。

ほぼ音楽仲間に埋め尽くされた会場での
1.5次会的な披露パーティは立食形式で、
次から次へと生演奏が続く。
会費はライブチャージかもね、の勢い。

そもそも、新郎新婦がアコーディオン弾きながら入場。
ステージにもあがってしまう。
ドレスで、タキシードで歌ってしまう、弾いてしまう、盛り上がってしまう。
写真、ちいさくして紹介。
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ふたりの愛されぶりがよくわかる素敵な宴でした。

私は受付をお手伝いしていたのですが
ふたりへのメッセージカードに、みんながみんな
ほんとに一生懸命、ぎっしりとおめでとうの言葉を書いていたのが印象的。
お客様の多くが新郎新婦の両方を知っているからこそのあたたかな会だったなあと思います。

August 19, 2009

*好きな人に会いに行く

大袈裟なタイトル。
そんなに好きかと問われると…ううむ。でも。まあいいか。
会いに行く、ではなくて、観に行く、が正解か。

パルコ劇場にて、佐々木蔵之介主演の舞台「狭き門より入れ」鑑賞。
ここ5年くらいでしょうか、好きな俳優orタレントと聞かれたら
筆頭にあげてきた役者さん。
「蔵之介」て単語登録されてますよ、うちのパソコン。

そんな彼の舞台映えするお芝居、堪能してまいりました。
背が高くて、声が通って、かっこいいんだわ。
前方ど真ん中のとてもいい席で、じっくり見て。

浅野和之さんが出てらして、これはやっぱりよかったわー。
知らない役者さんでしたが、浅川マコトさんは上手だ。
市川亀治郎は、悪くはないけれど、歌舞伎の方がずっといいのじゃないかなあという感想。
手塚とおる、中尾明慶は…ふつーか。この役での必然性を感じなかったなあ。
(文中、敬称テキトウ)

久しぶりの現代劇でしたが、行ってよかったです。
世界の「更新」、終末思想、ノアの箱船、選別…
すべてがうまく行っている演出…とはちょっと言い難いものの
最後まで楽しめたし、上手な脇役がうまく運んでいた感じ。
蔵之介さん、また見たい。
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August 13, 2009

*8月前半を思い起こす

あっという間に明日は給料日ですよ(月半ばを実感する個人的理由)。
最近酒量が増えたのと忙しいのが相俟って
時間が過ぎるのが早すぎて反省。
踏みとどまります。

というわけで何をしていたっけ。

仕事で忙しかったのは前期の合同講評会と、オープンキャンパス。
土日がないのはくたびれた。
合間に、神社を測ってきたり、実家のピアノを知人に譲ったり、
同僚と呑んだくれたり、ライブ2件はしごしたり、前期の成績つけたり、
ミュージシャン友人の結婚を祝ったり、
美味しいランチをとったり、
スリランカ料理を食べに行ったり。

自分の本分についても、いろいろ進め中。
そればかりをやっていたいのだけれど、そうも行かない。
夏後半は出張三昧の予定なので(小浜、仙台、台湾、韓国)
多分すぐ後期が始まりそう。
まずは出張の手配と、そして後期の準備とを
折り込んでいかねば。

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追記:「ライブ2件はしごしたり」
8/2、昼間はピアニストMikaさんのライブ
夜は音あそびの復活ライブ。

Mikaさんは、ピアノひとつで身一つで、
ゆるぎない世界をあっという間に作っちゃう。すごい。
聴いていてわくわくするピアノです。楽しい。
9月にツアーがあるそうなので、是非また行きたい。

音あそびは、お馴染み荻窪ルースターにて
パーカッション仙道さおりちゃん育休明けライブ。
何度もリハ(ビリ!?)を重ねたという音を、かぶりつきで
聴いてきました。彼らの紡ぐ音楽はほんとに楽しい。
あ、また楽しいと書いてるな。
楽しさありきか。

July 10, 2009

*S&Gをドームで見る

ワタクシの日記だからといって、このタイトルは
S:スワローズ 対 G:ジャイアンツ @東京ドーム
ではございません。
サイモン&ガーファンクル 来日公演@東京ドーム
行ってきました。

あーー楽しかった。
Old Friendsから始まって、冬の散歩道、I am a Rock、America…嬉しくなっちゃうヒットメドレー。あまりネタバレしないほうがいいのだろうか。
盛り上げたあと、ソロをそれぞれ3曲ずつやって、またふたりで。ポールのStill Crazy After All These Years…とその前の、なんだろう、靴の歌(知らない曲だった…)良かったなあ。

双眼鏡で覗くと(一応アリーナだったんですが…遠!)ふたりはやはりどう見ても「おじいちゃん」で。でも歌声はすごいの。ステージ上では揺るがない強さ。

盛り上げて盛り上げて、本編ラストはBridge over troubled water!ベタ過ぎるのに、感動的でした。会場のお客さんも、なんだかほんとに「嬉しくなっちゃう」空気で盛り上がってて。アンコールがまたサービス精神満載で。

とにかく楽しかった!のでとりあえず感想!
中学生(1980年代後半)から聴き始めた変な年代ですが、楽しめましたよとても。両親と行ってきました。周りは両親世代が多かったかな。やはり。

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0712追記:
ポールの「靴の歌」は「Diamonds on the Soles of Her Shoes 」でした。
セットリストなど、ネットで拾ったのでコメント欄にてメモ。

June 17, 2009

*大声で笑う

観てきましたよー
ラーメンズ第17回公演「TOWER」@東京グローブ座

面白かった…
なんてステキなんだ。

余韻に浸りまくっております。
息つく間もなかったわ。笑いすぎて苦しかった。誰か助けて。
もう一回観たい…
早くDVDで観たい…
と余韻残しまくりの舞台でした。今までより、息つく間を与えない勢い、強くなってましたよね!?いちいちたまらん!終演後、同行者とネタを書き出して確認しつつ…大笑い。たまりませんね。よかったよ。人生豊かになるよ!「名は体を表す」ネタの「クリムゾン・ホニャララ」的盛り上がりってば、凄まじすぎてすごい。

※追記… も、ものすごく酔っぱらって書いてます!↑直そうかと思ったけれど、まあいいか…

June 14, 2009

*6月を祝う

昼間は引き続き東の方へ。
15時過ぎ、ばたばたと駆け込んだのは
上野水上音楽堂。
ブラジルの6月のお祭り、Festa Juninaを日本で。
友人らのバンドが出演するのでお客さんしてきました。
このイベントでの彼らを見るのも3回目くらいかしら。

左はBanda Forró Legal演奏中。
右は、メンバーSanfonaみっちゃんにいただいた、オリジナル梅酒!を掲げた図。
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May 31, 2009

*June, she’ll change her tune

April come she will
When streams are ripe and swelled with rain;
May, she will stay,
Resting in my arms again.
June, she’ll change her tune,
In restless walks shell prowl the night;
July, she will fly
And give no warning to her flight.

August, die she must,
The autumn winds blow chilly and cold;
September I'll remember
A love once new has now grown old.

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7月の、サイモン&ガーファンクル来日公演のチケットを3枚とりました。
両親と行く予定です。オヤコウコウ。
両親は最初、私が誰かを紹介するためにそんな企画を立てたのだと解釈したようでした。3枚と聞いてがっかりしていた。何を勝手に。

中学生の頃、英語の授業で歌わされたのが、スカボロー・フェアだったかな。
授業で出会ったその後、入っていた放送委員会の先輩が、なぜだかS&Gを大好きで、殆ど歌えることを知る。中学生ですよ?1988年頃の。今思うと不思議。その影響を受けて、流行りの歌と一緒に覚えたS&G。
美術の授業で(レコードジャケット改め)CDジャケットをデザインしてみましょう、という課題でみんなが渡辺美里だブルーハーツだ、という中で私が描いたのはS&G/Bridge Over Troubled Waterのジャケットですから、渋かったなあ。
両親に貸すためにCDを整理していて、いろいろ聴き直した雨の日曜日。
April come she will と The 59th Street Bridge Song は特に好きだった曲。

May 10, 2009

*人生初 相撲観戦

両国国技館にて。
接待用のチケットが余ったから、という枡席の一列目で初めての相撲観戦。
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おーもしろかった。とても。
相撲の取り組みって、短い勝負がどんどん巡って行くから飽きないのだなあ。行司と呼び出しの人はあんなに入れ替わり立ち替わりたくさん交代で出てくるのだとは全く知らず。十両の力士は顔拭くタオルも自分で持ってきますが、幕内からかな?お付きの人が座布団も運んできたり。勝負の終わった力士が、次のひとに水を出すのだとか、テレビでちら見しかしたことない人間には、生で見るいろんなシステムが新鮮新鮮。お茶屋さんの存在なんかも、今回初めて知りました。

こんなにいい席はなかなか難しいとは思いますが、またいつか行ってみたいです。
そうだ。本日一番驚いたのは枡席のお土産…
デイリーポータルZのこちらの記事にまさしく近いものをいただいてまいりました。この記事見て、予習と覚悟して行ったんだけどね。すごいなお相撲。明日職場に持って行くにしても捌き切れなさそうな量なので、近所のFさんにもお裾分けしてきました…

May 3, 2009

*UNICoooooooooN!!!!

いやーーーとても良かった。やばかった。
笑いすぎて顔が痛い。歌いすぎて喉が痛い。

16年前にユニコーン好きだったおかげ?で
33歳の今、こんなに楽しい思いが出来て良かったわ、と
妙な感想になっておりますがそんな感じ。

パーフリにオザケン、渋谷系全般、
ロッテンハッツ、GREAT3、ヒックスヴィル…の一方で
がっつり聴いてたユニコーン。
千葉県文化会館だとか、武道館だとか、お年玉貯めてバイト代貯めて
行ってたのでしたよ。17、18歳当時。

出してる曲、恐らく全部歌える。
ライブ始まり、シャンブルから2曲やって、3曲目「おかしな二人」イントロ入った瞬間のお客さんの盛り上がりかたはすごかった。

やって欲しかった曲ほとんどやってくれて、
(大迷惑〜ヒゲとボインなんて、アリーナ熱狂)
(デーゲームとかロック幸せとか、好きだった曲盛りだくさん)
(PTA〜光のネットワーク!までやったんだよ!)
(でもシャンブルの曲もいいんだわー)
相も変わらず仲良くて、芸達者で、
ぐだぐだで、かっこよくて、まいった。
ほんと楽しかった。ツアーも後半入ったのもあるのか、なんというかライブ全体の完成度高いですよ。ほんと、こんなバンド、他にないなー。アンコール2回含めて3時間超特急。アンコールラストは「すばらしい日々」でした。泣けってか。

アリーナやら武道館だというのに全然チケットとれなくて、
今日のチケットも高校時代ユニコーン好き仲間であったまっきーが
ヤフオクで入手してくれたもの。
いったいどこからそんなにファンが溢れてくるのよ!と思ってましたが、
見渡す限り同世代な会場見て、あー、皆さん、待ってたのだねえ、好きだったのだねえ、と納得させられてしまった。

中高生時代にがっつりユニコーン好きだった皆さん、
絶対楽しいです。おすすめ。

ああ、なんとかして武道館のチケットも
手に入れたい…
「また観たい!熱」にふたりして浮かされて帰途に就きました。
ヤフオクかなー…
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April 29, 2009

*Renato Motha & Patricia Lobarto + Bearings Glocken

タイトル通りで、「ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート」です。
…アーティスト名、覚えられません最近。「ヘナパト」って言ってる人いましたが、そんな略でいいかしら?

Japanツアーの最後だというスパイラルの地下にあるCayでのライブへ
お誘いいただき、行ってきました。
ピアノが中島ノブユキさん、コントラバスがショーロクラブの沢田穣治さん。

いやー。
「ミナスっぽさ」は正直、知識不足でわからないのですが
良かったです。
ふたりの奏でる音と歌は、しっくり沁みる。

ヘナートさんの口笛の亜種みたいなのはいったいどんな楽器なのかと
びっくりする音出してました。(古びた&抑えた金管みたいな音が、口から!)
ギターが優しい音。
パトリシアさんは、友人Tommyに似てました。(通じる人狭いな)
(強いては、シャロン・ストーンか、と言うとまたあれですが)
両手にガンザでリズムを刻む。簡単そうにやってるけれど、真似したら難しいんだろうなあ。

…邪道な感想になったかも。
いや、音楽的に良かったのです。ほんと。
そして中島さんのピアノ、沢田さんのベースがこれまたほんと素敵で。
酔いしれました。ふわーんと。
素敵ライブでした。はい。
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写真は主催のhttp://www.nrt.jp/index.htmlさんから拝借

待ち合わせ前、スパイラル1Fで第10回SICF & SICF 10th Anniversary グランプリアーティスト展 00-08 というのをやっていて、ちら見。第3回グランプリだという川瀬浩介さんの「ベアリング・グロッケン」という作品が、かなり感動的でした。ベアリング球がグロッケンを奏でるんですよ。動いてる姿も美しい。

動画がありました

詳しくはこちら

April 21, 2009

*週末天真庵

週末美味しかったのは天真庵さんでいただいたお蕎麦。
戦後すぐくらいの築かな?と思われる木造長屋を改築したお店での
もにじんライブ。
元気くんというワンちゃんお出迎え。
4,000円のM.C.には飲み物一杯と、お漬け物と、酒肴2品と、お蕎麦と珈琲代が含まれている。飲み物のおかわりは、有料。

先週後半から調子の悪かった胃腸が更に苦しかったこの日、
アルコールは泣く泣く諦めて臨んだのでした。
ああでも、天真庵さんの出す日本酒の
美味しそうなこと美味しそうなこと…

花、鍋島、水尾、上喜元…etc.
座ったテーブルのメンバーは、
私以外みんなすごい勢いでグラスを空けるのですよ。
なんと悔しかったことか。とーっても美味しいそうで。
お酒につけてくれるおつまみも、更に更に美味しそう…

踏みとどまったワタシエライ。涙
お蕎麦のなんと美味しかったことか。
次回は体調万全整えて、お酒も是非是非堪能したいお店でした。

あ、ライブももちろんよかったです!
(なんだこのとってつけたぶり)

天真庵
http://www.tenshinan.jp/cafe/
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March 9, 2009

*渋谷B+2

日曜は前日の宴の余韻覚めやらず昼までのんびり。
夕方から出かけ、友人らのバンドTurma Bossa Novaのライブへ。
こじんまり、個人宅でのライブは居心地抜群ですが
毎度、他の人・外の人にも聴かせてあげたい気持ちになります。
難しい曲を、難しい難しいと言いながら素晴らしく演奏してしまうバンドが魔法使いのようで面白いです。

その後、いらしていたお客さんの車に
同乗させていただき、渋谷へ。
渋谷に"B"を頭文字にした"B"rasil系の"B"arが3店舗あります。3店とも、少しずつお邪魔したことがあり。それぞれ素敵なお店です。
その3店舗合同主催のイベントへ出かけてきました。

大混雑・大音量なフロアでのクラブイベントなんていう年甲斐もない場(?)で少々くたびれつつも、ずっと見てみたかった中島ノブユキさんの演奏があったり、まさかのパフォーマンスがあったり(H野さん…絶句)、久しぶりの友人に会ったり、出会いもあったり(?)、いやはや、行った甲斐はあったかなと。

…一番つらかったのが、食事の出ないイベント会場、再入場不可で、ひたすら空腹をもてあましたことでした。事前になんか食べときゃよかったです…。

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January 22, 2009

*出来ることから

朝の登板…というか当番か。早起きして、仕事前に祖母のところに寄ってみる。
ずっと続いていた高熱も下がって、ひどかった手足のむくみもとれた。起きてるときは、きりっと目を開けてくれてることが増えた。ここからどうなるだろう。
昼間は修士のゼミ。その後二部の学生さんの発表練習。綱渡り。でもきっと渡れるさー。前向きに進め進め。
夜、数ヶ月ぶりに荻窪ルースターにて、もにじん+ナナマリさん。
ナナマリさんじんじんさんのお弟子さん…と聞いていましたが、それ以前にきちんと活動されてる方なのですね。柔らかい音。ギター上手。歌声はすごく豊かというんではないけれど、オリジナル曲にしっくり来る感じがしました。「なごり雪」の勝手な続編だという「わすれ雪」がよかったです。(はじめ「続なごり雪」としていたのを、レコーディング時に問い合わせた(?)伊勢正三氏に否定され、わすれ雪という曲名をいただいた!そう)
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December 21, 2008

*年忘れライブ&パーティ

土曜はウクレレ発表会。ウクレレ弾かずに、リコーダー吹いてきました。
なかなか奥深いです。リコーダー。
ソプラノとアルトを操っております。
ちょっとお高いのが欲しくなっている…がウクレレと同じくらいする。
(あらゆる意味でピンキリなのも似ている)
どうしようかなあ。

今日は夕方から、友人宅でホームライブ。
このバンドのコーラスが好きです。
新しい曲もちらほら。解説もしていただけて嬉しい。
もっと大勢に聴いてもらいたいですが、外には
出て行かないのかなあ。
終演後は年忘れホームパーティ。
素晴らしいコックである家主兼ギタリスト兼歯科医の手料理、
持ち寄りのごはん、揚げたてのポテトチップなどに舌鼓を打って
大喜びしているうちに食べ過ぎました。
おいしさと楽しさで胃の容量を見失いがちです。子供か。

誕生日も祝っていただいてしまい、
プレゼントににやにや。顔がゆるみました。
これなんかすごいです。手編み!!!
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夏になったら履きます!
ありがとーまきさん

December 18, 2008

*クリスマスまで一週間

月曜からちょっと体調を崩しておりました。
と言っても月曜早退して病院へ行き、
もらった薬で騙し騙し、
その後は休まずなんとか職務全う。

あんなにしつこく手洗いうがいしていたのにな。
6月に罹ったのと同じ溶血性レンサ球菌咽頭炎と診断されました。
体調崩すと首のとこのリンパが腫れるのがデフォルトになってきた。
25歳過ぎくらいからの症状です。昔はなかった。
咽頭炎の診断はここ2回だけ。
今度詳しく検査…と思っていますが
元気になると流してしまいそう。なので
ここに書いておく。

昨日はシンポジウムの副司会。
今日は大部分担当してる演習授業の年内ラスト。
さっきまで、よしだ屋さんで「もにじん」のクリスマスライブ。
ちょっと久しぶり。静かな選曲。ちょっと大曲。良かった!
モニさんの音と合っていてかわいかったクリスマスソング↓
A Charlie Brown Christmas - Christmas Time is Here Song

明日午前中の臨時調査で今週の大事な仕事はおしまい。
夜はちょっと楽しみなごはん。体調万全まで戻りますように。

November 26, 2008

*今日驚いたこと

カルロス・リラが日本語を喋っていたことと

(カンペを読んでたの?)

昨夜、酔っぱらって帰宅した超ハイテンションの勢いで
今夜のBLUENOTEを1名でネット予約していた自分。

(…昼過ぎ、予約完了メールと手帳に書き込まれた
 きったない字の「blueNotE 9:30」で蘇る記憶)

いやでも。面白かったのでいいけれど。
Carlos Lyraは、このまえ映画で見た印象よりも
もうすこし小柄で、かわいいおじいさんの感じでした。
第一声が「コンバンハ」。曲目紹介も日本語で。
「曲」が「キォク」などと聞こえたりしたけれど、上手に話しておりました。

November 3, 2008

*千里浜

三連休。いつ以来だ、仕事ないの。
まあでも夏以来、くらいなので大したことはありません。
のんびり出来てよかった。

土曜は延期となったジョアンの代わり?に別のライブに
行こうかと思ってたのですが
その前に銀座でジャズフェスの無料イベント…
もにじんと北浪良佳さん@日産ギャラリーに足を運び。
ブラジル音楽ではない長澤さんのギター、珍しい。
また、エコーかかって響きが更に美しいモニさんのハーモニカ。思わずにやにや。
…気づいたらたまたま会ったmin.ちゃんと、
もにじんのおふたりと飲んだくれておりました。
場所は銀座千里浜
酒飲み向けのお店です。会社員時代によくランチに来てたお店。
最近友人と話題にしていたところだったので、良いタイミングでした。
刺身美味しかったー。白子最高。生牡蠣に涙。
翌日休みで気兼ねなく飲めるのも幸せ。
そして数年前出会った憧れのミュージシャンたちと
こんなふうに飲めるのも幸せ。
幸せ噛みしめる夕べでしたよ。ありがとうございました。
酔っぱらいすぎました。ああ。数日前の反省はどこに。

今月はちょこちょこ出張もあって、また走り続ける感じなので
エネルギー貯められてよかったよかった。
そうそう、連休中には
今月後半の台湾出張に向けて、トランクを新調したのが届きまして。
つや消しシルバー。ゼロハリの。なでなでして愛でております。
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October 7, 2008

*ぐるぐる走る

日曜はピカイア・パンデイロ・スペシャルが主催する
ライヴ・イベント「TOKYO VOLCANO Vol.2」@渋谷LUSH。
対バン…というか目的は、
ええと5度目くらいのライブ、
from大阪、ノボス・ナニワーノス
日曜夜にあんまり疲れたら翌週に響くよなあ…と
思っていたのに、気づいたら踊って跳ねて、ああぐったり。
あーでも。よかったなあ。エラソウですが、
ライブの完成度…勝手なこちらの満足度なのかも…が、高かった。ような。
気持ちの良いハイテンション。
宮益坂をくだって、道玄坂をのぼる。
Bar Blen blenにて
ビール。マテハイ(飲みやすくて危ない)。

月曜、早めに出勤。某授業準備が終わってないのが不安で、
結局久しぶりに閉門まで作業。
合間に授業。TA的な仕事まであり。
火曜、1コマに間に合うように…8:30出勤。
家が近くて嬉しいなー。22:00帰宅。
玄関前廊下の電気が切れていて、管理人さんに
電球を替えてもらった筈だけど…まだ暗い。
配線がおかしのか。
夕ご飯は納豆パスタ。ねばねば。

後期のスケジュールの厳しさは、つまりは来年も
そのまま訪れるだろうと予測がついて憂鬱だけれど、
年度末に大変な経理の仕事や
お盆あたりに大変な旅行業や…そういう、
季節モノとでも思おうかと。
来年は先手を打って…おきたい。
打てるのか。
打つぞ。

…といえば今夜のヤクルトは打ちまくりであった。
中日相手に17-1。館山もよく投げた。
5位確定は嘆かわしいけど、
最後快勝は嬉しいわ。
楽しい話題で締める。
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September 11, 2008

*Gilが教えてくれたこと

ジルベルト・ジル。ブラジル音楽を聴くようになって覚えた名前。ブラジルの文化大臣なんだよ、って。そんなミュージシャンがいるのかと驚いた。昨年文化大臣の職を辞して、本業・本分に専念しての来日は10年ぶりだそう。
明るくて、でもどこか真面目で、サービス精神旺盛なおじいちゃん・ジルのステージ。うわーっと、何か、音に巻き込まれて、歌声に手が届きそうで、乗せられて。あっという間でした。もう少し、聴いていたかった。
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撮影も録音録画も自由。あとでオフィシャルwebにアップしてね、フラッシュだけはナシね、との場内放送あり。ライブに集中して、踊って手を叩いて、としてると撮る暇もありませんでしたが(そして周りを不快にするようなマナー違反的な撮影者等も見受けられず)、一枚だけ、記念撮影。
行けるかどうかわからなかったから、ひっそりとったチケット一枚。随分とエネルギーをもらってしまった。終演後は両隣の人と笑いあって手を振った。

September 8, 2008

*Festival Brasil 2008

先週もですが、昨日も外で大雨に遭いました。
野外でのライブ中に、堰を切ったような土砂降り。ブラジル・フェスティバルで代々木公園に集まったブラジル人の方々は、降りが激しくなるほどに盛り上がってるみたいでしたが… いやでもすごい雨でした。傘さしていたけど、ずぶ濡れ。生ジョルジ・ベンジョールは、だがしかし、楽しかったのだけど。終了後は、銭湯でも行きたい気分でしたよ。

その後、吉祥寺まで移動してアウボラーダ4周年。この日は友人らのイベントいろいろ重なっていたのだけれど、うーん、一番おいしいものが食べられるところに顔を出してしまった感じか。踊って歌って、酔った。KUROさんのムケッカがとても美味でした。4周年おめでとうございます。

気力で終電帰宅後、シャワー浴びて、即就寝。足の裏真っ黒なのは、雨でサンダルの色が落ちたから。わかっていつつも恐ろしい色になっておりました。
昨日はカメラを持っていなかったので、写真は先月の逗子。havaianas率高くて思わず撮影した友人らの足下。手前黒いのがワタクシ。(これは色落ちしません)
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今週は頑張って仕事するぞ週間なので、今日はそこそこ遅くまで、主に後期の準備と、夏の調査のもろもろまとめ。図面整理してたら指切った。左手人差し指の爪と指が接するところ!なんでこんなとこ。痛い痛い。
帰ってさんま焼いて夕ご飯。これからもうひと仕事します。

June 13, 2008

*ぐりとぐら

木曜金曜と大学行事で千葉に一泊。
二日間立ちっぱなしのような感じで、ちょっと気を遣うことも多くて、準備もなかなかハードで、いやはや、エネルギー使いました。無事に終わってよかった。
大学なんて、大袈裟に言えば毎年同じことの繰り返しなんじゃないかと思ってたけれど、なんだか気づくと「今年から変わった」ことがたくさんあって(今回の一泊の中身もかなり新規)、それにはやはり始動の勢いが必要で。加速度つくまでがなかなかつらい。

カリキュラム表で栗××先生と、蔵××先生の授業が続いているのを見た同僚N氏が、「…くりとくら…」とつぶやいたもんで、先生方二人の姿に赤と青の帽子の黄色いネズミが浮かんで笑いがこらえられなくなったりしながら、なんとか乗り切った二日間でした。たまたま今年から集まっている同僚が、ほぼ同世代で気のいい人ばかりなのでだいぶ助かっている。

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写真はさすが千葉?なキャンパス外れの光景。
金曜夜はへとへとになりながら、プチ打ち上げ後、仙道さおりさん産休突入のため残り二回となった「音あそび」ライブへ直行。大入り満員。大盛況。メンバーもそれはそれは盛り上げてくれて、熱気溢れるライブでした。ああ、あと一回になってしまった。

May 31, 2008

*ココロにうるおい

そして明日も朝から調査なので、昼間はその準備をしつつ、
夕方から、友人たちのバンドのライブへ。
遅刻気味でほぼセカンドステージしか聴けませんでしたが、久しぶりに聴いたこのバンドの音が、ハーモニーが、あのギターが嬉しくて。短かったな。終わるのが惜しかったな。

素敵女子であるVo.まきさんの声は、うっすら涼やかに甘くて、晴れ渡る空のような「抜け」がある感じがしていて、気持ちがよいのです。彼女の声を聴きながら、短いライブの間にいろんなことを考えました。走馬燈のように、などと云うと縁起が悪そうですが、そんな顧みる気持ちを起こさせてくれる声なのかしら。

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今日はヤクルトも勝ったことだし。早めに寝ようと思います。

May 24, 2008

*木曜荻窪、金曜六本木で

木曜金曜とライブに行って、すこしリフレッシュ。
相当身体がくたびれていても、音とリズムとが空気を伝わって、身体に沁みて、何やらすっきりする、というのはここ数年よく感じるようになった。村上春樹が、ジャズの大御所だったかのコンサートで、素晴らしい演奏だと思いながらもあまりの疲労に寝てしまって、でも目覚めたらおそろしくすっきり疲れがとれていた、という話を書いてたのを随分前に読んだけれど、そうしてレベルは違うのかもしれないけれど、わかるように思うのですよ。ちょっとばかり。

外食が続いたり、つくる気力も失せて冷蔵庫が空っぽになっていたので、本日ようやく補充。夕食はカレーとサラダと味噌汁でした。調理実習のようだ。でもどれも味はまともだったよ。そして毎度のことながら量が多い。そろそろ気温が上がってきて、ほっとくとすぐだめになりそう。
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素晴らしいミュージシャンたちに感謝を捧げつつ、今日も出勤でした。ううむ。どっかで丸1日寝たい。

木曜:音あそび@荻窪Rooster/金曜:O2T@六本木Vanilla mood

May 2, 2008

*Marcos Valle @ BlueNote Tokyo

4月30日のMarcos Valle @ BlueNote Tokyo…の話です。
年上の友人たちと6人で出掛けたブルーノート。3日公演の最終日。
初めて見たマルコスは、髪こそ真っ白だけれど、そして衣装はクタクタのシャツだったけど、ライブ中はほんとうに、もう。若々しいことと言ったら、もう。(調べたら、1943年生まれ。65歳!)
マルコスの鍵盤とギター。+ベースとドラム、フルート&サックス。何曲か女性ボーカルも入り。そんな構成から、元気で、楽しそうで、くるくると音が紡ぎ出されて。あー、面白かった。
何曲か、鍵盤ハーモニカを使った演奏もありました。腹式呼吸!て感じの息で聴かせる違う楽器みたいな音でした。

テーブルでは。
・久しぶりに会ったTさんに、活版印刷の名刺をいただく。そうでした、自分のも切らしていたのだった。ちょっと所属する場所も変わったのて、また作りに行こうと思います。
・女性ボーカルの使っていたカードのようなガンザ、あれ欲しいね、という話になる。しかしまるでカイロのようであったという点で意見一致。早くあたためようと勢いよくざかざか振ってる状態。
・ドラムの人はカルロス・ゴーン氏に似ているという説。…あと他にも誰かに例えていたよね?誰だったっけ。
・そしてワタシは見えてなかったのですが、中央付近のテーブル席で、ケンカして帰ったカップルがいたらしく、ステージ上でもさぞかし気になったことだろうという話も。

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そんな楽しい楽しい晩で、ライブも珍しく(BlueNoteでは珍しいそうで)23時頃まで延長してやってくれて。満喫して、終電で帰宅。家の前で

…職場に鍵を忘れたことに気づく。

という大ボケをいたしました。
その後の顛末は省略!

April 27, 2008

*日比谷でブラジル

移民100周年の今年、日伯交流百年を記念しての「ブラジル100フェスティバル」 というイベントに友人のバンドが出演するのを見に、日比谷公園へ。
いくつかのサンバチームが集まってのステージなどもあったので、チームの人たちが応援に来てたのかな。天気がどんどんよくなって、おそらく公園に遊びに来ていた人たちも立ち寄って、なかなかの盛況ぶり。

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写真はトリのサンバチーム合同ステージ。

March 20, 2008

*電気の世界を駆けめぐる〜

友人が電器屋でデジカメを見るというので同行。
自分は買う予定はないけれど、友人が狙っているリコーの新しいやつ、
今回のR8からデザインががらりと変わったというので、興味津々。
こちらhttp://www.ricoh.co.jp/dc/r/r8/index.html
ビックカメラで49800円でした。
広角28mm。光学7.1倍ズーム。
最近はそうでもないけど、ちょっと前まで28mmなんてのは少なかったので、ケンチク学生はこのリコーのRシリーズを持ってるひとが多かった(建物撮るのは広角が便利。模型撮るのに接写も必要)。職場にもR5とR6があるし、新作出るごとに何となくチェックはしていたのですが、確かに新しくなった。
GX100あるからもういいんだけど(ちなみに最近研究者仲間はGRデジタルかGX100持ってる人が多い。リコー大人気)、でもこれちょっと惹かれる。シンプルデザイン、とても好み。店員さん曰く6:4で黒が人気だそうですが、シルバーがいいなー。

その後、Macの売場も立ち寄って、Mac Book Airに初めて触った。薄ー。軽ー。折れそうです。いや、折りそうです。
…これも激しく欲しくなりました。持ち歩けるMac、欲しい。とても。
デジカメよりこっちかもしれません。でもSSDだとHDDより10万円くらい高くなるのが悩ましいところ。もう一年くらい待ってみるか。どうか。

その後、行きつけ喫茶店でのライブ鑑賞中に起きた事件を描き起こし↓
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February 11, 2008

*連休だった!

出張出張入試入試…と土曜まで出ていて
体力を使い果たしておりました。
久しぶりにゼロまで行った気分(体力メーター的なものが)。

土曜〜日曜で12時間くらい寝て、夜はj-waveのイベント
例によってOs Novos Naniwanosで、
そしてBarraventoで、Saigenjiで、Balancaで踊りまくってきました。
ナニワーノスのステージ短くて残念であった。でも
今までのライブで一番「歌詞」が聴けた気がする。
そして眼帯すら似合ってしまってたけれど、アイちゃんお大事に…。

忙しくなって実感したけれど、家が近いのが本当に助かる。
通勤にしても、出張帰りにしても、遊んだ帰りでも、
とにかく実家に帰ってた時間の半分以下、体力も温存して帰れるのが
ここまで楽だとは思わなかった。
以前の都内暮らし時は二十歳そこそこで、
そこまで感じなかったことを思うと、
寄る年波かい…という気もしますが。
そしてまた、そうなると
現在かなりの遠距離通勤を続けている父を思う。
孝行せねばな。

とりあえず連休の睡眠とライブで体力も中身も復活しました。
写真は出張一日目に行った神戸大学の校舎。
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December 11, 2007

*東京さんぽ・また下見

うっすら腰痛と、週末踊りすぎた筋肉痛を抱えつつ
またも下見として東京のまちを、今日は東へ。

最終的に、秋葉原のまちに辿り着くルートにしました。
あのへんの再開発が進んでから
あまり訪れていなかったので
クロスフィールドやつくばエクスプレスの駅、ヨドバシなど
ちらちら見ながら一周していたら、
目の前にジャージ姿の外国の方たち。
背中にpachucaの文字。おそろいのスポーツバック。
…ええっと、中南米代表の方々ではありませんでしたっけ
選手かスタッフかわかりませんでしたが、
普通に買い物袋をたくさん、あと地図と路線図をお持ちでした。
写真は、ふと見つけた青物市場時代の名残。
蔬菜はこちら。
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夜は久しぶりに音あそび
始めて聴く曲も増えて、日々進化が嬉しいなあ。
少々疲れ気味の身体に響く音が気持ちよい。
終演後はギター長澤さんのお誕生日ということもあって
半定例・半サプライズのにゃおこさん手作りケーキの出来映えに
大盛り上がりでございました。おめでとうございます。

December 9, 2007

*はぴばすでー

つーみー。
32歳になりました。

ありがとう。

そんな週末であったこの土日は
ナニワ!ナニワ!ナニワ!と
ナニワのフレーヴォバンドであるところの
Novos Naniwanos東京横浜でイベント出演とゆうので
連日踊りまくってまいりました。
マジメに腰が痛い。ビバ三十路越え。

今日は誕生日ということもあり
「おめでとう」の名曲に乗せて「kayaさんおめでとう」コールまでいただき
舞い上がりまくり。
ああ面白かった。かっこよかった。かわいかった。
終演後のケンイチさんのハグをおかずに
今夜はイイ夢見ます。

思ったより解散が早かったので
どうしようかしらと腰をさすりつつ
酔っぱらったアタマでふらふらした挙げ句
自分おめでとー、と本屋でナナセンエンほど本を買い込んで帰宅。
引っ越しまで控えよう、と思ってたのに
瞬間で忘れてるよ。

誕生日、何が欲しい?と言ってくれた人には
パンデイロをねだってみました。
ブラジル音楽でよく使われる、タンバリンの親玉みたいな楽器です。
ピンからキリまで値段の幅のあるものなので
リクエストしていいものなのか悩み中ですが
ちょうどいいのがあったら、と思っております。
叩くぜ。

ていうか酔っぱらいだ。
叩くぜ。ってなんだ。
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November 27, 2007

*「はじめて」だけど「2」

昨夜、ほぼ日企画のイベント
「はじめてのJAZZ2」に行ってきました。
http://www.1101.com/jazz2/index.html

糸井重里・タモリ・山下洋輔のお三方が、トークしつつ、
合間にホンモノの演奏を交えつつ
今回は「JAZZの歴史」について教えてくれるという。
2回目のイベントなので、「はじめて」だけど「2」です。

いやー。それにしても。
ナマで中洲産業大学・森田名誉教授の講義が聞けるとは!!
教壇?に立つのは25年ぶりだそうで。
タモさん、いや森田教授の
「誰でも出来るチック・コリア」
なんて、爆笑だけどうまくって感動でございました。
(とりあえず、大袈裟に「溜める」のがコツらしいですよ。
両手でアドリブは、白鍵だけを使って、左手は大きく、右手は小さく、だとか。)

トークはアフリカのリズムから始まり。
ラグタイム、ニューオリンズ、シカゴ、
スイングしてモダンになってフリーで…(だいぶ端折ってすみません)
ワタシにもわかる曲ばかり、特徴を際だたせた演奏で
わかりやすく教えていただきましたよ。
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画像はイベント中の「集合写真」。かーなり後方の真ん中らへんきっとにワタシが。

November 6, 2007

*Bossa Novaな秋

日曜日の話。

友人らによるボサノババンドのライブは
虎ノ門近くのビルの3階という不思議な会場。
昭和4年竣工という建物は
外装タイルや設備こそ手が入れられているものの
中は昭和初期の香りがきちんと残されており、
大事にされている印象。

対バンもあり、会場は満席。
何度も聴いているはずの
ボーカルの彼女の声、ギターの音、
絡まるウッドベースの、ピアノの、
フルートの、ドラムの音、ひそやかなリズム。
建物の印象とあたたかい音とが相俟って、
いただいた赤ワインも加わって、
何やら普段より気持ちよく感じる秋の宵でした。

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October 31, 2007

*松田美緒&ジョアン・リラJAPANツアー最終

吉祥寺STAR PINE'S CAFEにて
松田美緒&ジョアン・リラ。

先月行った大阪で、主催のCHOVE CHUVAの方々からオススメされ、
予約して臨みました。
サポートに笹子重治、秋岡欧、石川智、黒田京子、江藤有希、福和誠司…ええと
7弦ギターのやーそさん(山田さん?)に、Jose Pinheiro。
どんだけ豪華なんだ!とわくわくしておりましたが
期待に違わず、メンバーが入れ替わり立ち替わり
手を替え品を替え楽しませてくれる感じ。
ああ面白かった。ジョアン・リラはギターはもちろん、歌もかっこよかったー。
松田美緒さんの声もかっこいい系。

眠いので寝ます。でも興奮忘れぬうちに。

October 23, 2007

*おおあざこあざ

詳しいことは大いに省きますが
昨日自転車で豪快にころびました。
左半身下にして。
膝すりむいて
腿に打ち身。
今日になって左腕・肩も痛い。

健康診断日付勘違い(無事受けました)に引き続き
「…ぼけるには早すぎるんじゃないの」と
母に突っ込まれ中。
我ながら確かに…老化してる場合ではないだろう、と。

絵はその昨日見てきたアンジェラ・アキ
(自転車コケたのはあまり関係なく)。
友人の友人の誘いだったのですが、良かった。
のびのびして良く通る声が爽快でした。
あと喋り倒すライブで。あれだけ美人なのに変な人なのが素敵。
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September 6, 2007

*嵐の音あそび

台風直撃の夜にわざわざライブ…って。悩みつつ。でも行きたかったのですもの。
電車の運行状況チェックしつつ
荻窪ルースターにて「音あそび」
レコ発スペシャル2daysの一日目。

今日の予約を明日に変更というお客様も多かった模様。
それでも足を運んだ大勢のファンのために、と新曲たくさん、トークも炸裂。
演奏も何やらテンション高い感じでハイテンポ。
CDで使われていたグロッケン(で、いいのか?小さい鉄琴)、
さおりさんの生演奏で初めて聴きました。なんてかわいい音なんだか。

最近一番熱心なファンであろう、ライブの友にゃおこさんの
二日遅れの誕生日おめでとうサプライズ☆もあり。
帰宅に二時間半かかったけど(!)素晴らしい夜でした。

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August 20, 2007

*EGBERTO GISMONTI

友人と予定が合わず、代わりの人を探すのも忘れていて
慌てて母を誘って行ってきました。。。

エグベルト・ジスモンチ 来日公演@第一生命ホール

12弦のギター?の前半と
ピアノの後半の二部構成。

なんか、もう、すごかったです。
第一生命ホールというところも良いホールだった。
ピアノはまた良い意味で鳥肌立ちました。
母も喜んでくれました。
食い入るように見つめ、総立ちの観衆に、
「神様なんだね」と言っていた。なんか、わかります。

じすもんちおじさんは
赤いリボンで髪を結んでおられ。
そしてほぼ時間通りの律儀なライブに礼儀正しいお辞儀のジェントルマンでした。