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December 12, 2007

*好きなもの

まったくもって大層なものではありません。
近代建築の学術的な分類方法、ではなくて、
kayaが好みと思うものの特徴です。
単純です。
↓スクラッチタイル。
kabemado.jpg
これが好き。これが使われているだけでニヤニヤします。今まで、幾つかの壊された建物からいただいてきたものが部屋にあったりもいたします。(引っ越し準備中に発見し、保管・輸送方法悩み中…)
これが外装に使われていれば、ほぼ大正末期〜昭和10年頃のものと思って
間違いありません。
ついでに、写真のように手編み風な網入りガラスがセットで、99%戦前作品です。

あと、外装としてはモルタルで角部がまるく仕上げられているのも好き。
アールデコ風な装飾がちょっぴり効いているのとか。
昨日の下見ではそんなふうな出会いもちょっとありました。

コメント

以前この話を聞いてからスクラッチタイルを見かけるとkayaを思い出すと同時に建築された年代がわかるという職業とリンクしない能力を身に付けてしまいました。笑
横浜の馬車道-元町間では時々見かけるよ。

なるほど〜、そうなのか。φ(..)メモ
何か一つ賢くなったような気が。

で、引っ越し先に持ち込んでこっそり貼っておくとか。

>リュウジ
ええっ。ちょっとはリンクしない?…しないか。
横浜も多く残りますねえ。近づいてざりざり触るのも好きですよ。ワタクシ。この写真は神保町で撮影。

>ひでさん
いえいえ。そんなメモするほどではっ。
そして、実は引っ越し先はこのタイルもちょびっと使われているような建物なのです。くふふふふ…

リンクするとすれば、それによって耐震性能がなんとなく伺い知れる。というか大丈夫かなーとか思ったりする。
と言いつつ、いま築80年くらいの建物に通ってるけど。
kayaの住むとこも古いのか。
1960以前だと柱の剪断補強筋が無いから大地震時に層崩壊(だるま落とし)する可能性があるので気をつけてね。って気をつけようが無いな。苦笑

>リュウジ
剪断補強筋があんだって?笑
まあ足りない部分はあるのだろうな。でも今時みたいな、手抜き工事は多分ないと思うんだよね。この時代の建物の取り壊しに立ち会うと、ほんと鉄筋とか密に丁寧に入ってる感じがするよ。

引っ越し先にもそのタイルがあるんですね。
「くふふふふ」って、とても嬉しそうな感じもするなあ。好きな物が側にあるのはいいことです、はい。

>ひでさん
そんな楽しげなお部屋を本日契約してまいりました。好きなものを近くで堪能してまいりたいと思います。

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