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January 11, 2010

*そして結局最終日となる

昨日に引き続き、最終日前に見ておきたいものを…と、
朝起きてまず旧フランス大使館でのNo Man’s Landに行きたいな、と思いつく。
しかし調べてみたら開館は木〜日のみ。祝日の例外はないようでした。

そのまま少しネットサーフィンしていて、
たまに覗くchanoajiさんのblogにて世田谷美術館の内井昭蔵展!
とひらめくが、既に、これから世田谷美術館まで行って、午後からの仕事に間に合うか微妙…という時間帯で諦める。
No Man’s Landも内井さんもまだ2月まであるので油断せずに立ち向かいたい(?)と思います。

で、これなら間に合いそうだ、と出かけたのが江東区古石場文化センターで開催の
江東シネマフェスティバルの一環で行われていた「同潤会アパート写真展」。
本日最終日。
白黒で切り取られたアパートでの生活風景は、
言い方が悪いかもしれないけれど、やはり絵になる。
パラペットの上に腰掛けたり、凧揚げしたり…屋上で自由に遊ぶ子供達が印象的でした。

さて昨日の現美。
ラグジュアリー:ファッションの欲望展では、思い切りクラシカルな2〜300年前のドレスに心惹かれる。ふんわりタックにリボンにフリル。そんな時代のドレスを改めて見て気づいたのは、バックスタイル。後ろからみると、背中の中心のとこから、長く裾引くドレープ(でいいのか?)。後ろもウェストマークされるのは100年前からくらいなのね。と。

デザインとして好きなのは、建築と同じくアールデコの時代のドレス。いわゆるファッションイラスト的なものってとんと描かなくなっていたけれど、きれいに着飾った女性のイラストを描きたくもなってみた。

レベッカ・ホルンはこの展覧会で初めて聞いた名前でした。
「静かな叛乱 鴉と鯨の対話」という副題。絵画や彫刻の近作と、これまでの映像作品の展覧会。独自の美学と、シニカルさと、ちょっと狂気。

現代美術を評するボキャブラリーなんて全然ないのだけれど、好みでした。黒い羽根、ピストル、色鉛筆、ピアノ…単純に、「機械仕掛けでおもちゃのように動く」もの好きという子供心なのかもしれませんが。

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