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November 24, 2007

*坂の上の病院

しばらく前に、祖母がまた転院しました。
ゆっくり休めるところです。
今度の病院は、前よりもだいぶ近くなって
自転車で行っても3日後に筋肉痛!なんてことはありません。

大通りから急な坂を登るとそこには
戦前のサナトリウムの趣を残す古めかしい空気が満ちていて。
病院はもちろん新しくなっていますが、隣には朽ち果てた昔の病棟が残ります。

祖母の以前の家に近く、
深い木立に囲まれたとても静かな空気は
ワタシも好きですが、きっと祖母も好みのはず。

ここでなかなか書けなかったのは
やはり祖母の状態が芳しいものではないから。
良くなったと喜んでいた5月の末に
コトン、と眠りに落ちたきり
殆ど意思の疎通が図れなくなってしまいました。
最近だと、曾孫が生まれた報告には
すこーし反応してくれたような気がしているけれど。

今日は、時間があったので
枕元でいろいろ話をしました。
病院の庭で、山茶花と菊が満開だということ。
応援していた巨人の上原は、五輪予選の代表チームでも押さえで活躍していること。
今度、もしかすると祖母の暮らした天津に行くかもしれないということ。
お正月にいつも作ってくれたフルーツきんとんが食べたいということ。

…フルーツきんとんの話で、ちょこっと目を開けてくれました。

コメント

kayaさんが話したことは
きっとおばあさまにも届いているはず。

最近おばあさまネタがないので
どうしているのかなーと思っていました。

私はおじいちゃんを知らず、
おばあちゃん子だったので、
ヨソのおばあちゃんのことも気になります(笑

よっしーなさん
そうですね。ワタシもよそのおばあちゃんが元気だと嬉しくなります。笑
祖母は祖父が亡くなってからのひとりの生活をほんとにエンジョイして30年を過ごしていて、その生き方も憧れなのです。

おばあさん、近くの病院に転院できてよかったね。

kayaちゃんの話しかけ、きっと届いてると思います。お見舞い、楽しみにしてると思うよえ。

ayumiちゃん、ありがとー。
近くなったので、ちょこちょこ出掛けておりますわ。次行くときは野球の五輪予選の話かなーやっぱり。

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