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October 20, 2008

*久しぶりの「今月の歌舞伎」

土曜に靖国神社で友人にもらったのは
歌舞伎のチケット。
歌舞伎座の10月、「芸術祭十月大歌舞伎」で母と待ち合わせ。

夜の部の最初、玉三郎が八重垣姫を舞う「本朝廿四考(ほんちょうにじゅうしこう)」には間に合わず、幕間に到着。先に来ていた母の感動の溜息を聞く。
次の「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)」は、「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」の一部分。菊五郎の直侍に、菊之助の三千歳。最初の、蕎麦屋のシーンで記憶が甦る、数年前祖母と観た国立劇場での「天衣紛上野初花」。染五郎と時蔵さんの組み合わせでした。今日の菊五郎のほうが、蕎麦をすするのも上手。三千歳との逢瀬のシーンも艶っぽくて素敵。男性役がベテランのほうが、安定感が違いますね。当たり前か。あと前も菊五郎-菊之助のカップルのときに思った気がするけれど、菊之助更に背が伸びていないか?

最後は、福助の舞う「英執着獅子(はなぶさしゅうじゃくじし)」。傾城も、獅子の精も、素敵素敵。目の覚めるような艶やかな衣装に早変わり、そして美しい舞でした。堪能。

パンフレットには今日の演目の、過去の上演記録がついていた。国立劇場の「天衣紛上野初花」は平成17年12月とある。舞台で実際に蕎麦をすする姿に、食欲が刺激されると笑ったのだった。祖母との歌舞伎は、その翌年の春頃までで止まっている。
歌舞伎鑑賞自体、去年の正月以来だった。楽しかった。また行こうと思う。

祖母が倒れてから、もう2年になる。明後日のゼミで、祖母の暮らした天津のことをネタに少し話をするつもり。

なんとなく支離滅裂。
kabukiza200810.jpg

コメント

ありがとう
猫ちゃん確認しました
しかしあれで首からコードがスルリと抜けないのかね?

歌舞伎は私も1年くらい行ってないなあ、
あ今年の春に博多座で見たんだった(笑
旅先で観劇もいいやね。

ところで明後日がゴミ出しの日だっけ?

いやー。歌舞伎は一年半ぶりくらいでしたが、歌舞伎座は何年ぶりだかわからないくらいでした。旅先で、というのもいいですね。一回南座に行ってみたいです。
そして明後日!しっかりドアに貼っております!

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