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June 1, 2011

*今回の台湾についてつれづれ3

6月になってしまった…だらだら書くと終わらないので
嘉義と斗六を紹介して終わり。
主に電車の話w.

嘉義は高鐵でいうと台中と台南の間に位置する駅。阿里山鉄道が有名です。今回行く直前に事故があって、このときは動いていいたのかどうかは不明。
高鐵の嘉義駅から市街のある台鐵の嘉義付近までは
バスで20分ほどかかるようだったので、
このときは宿泊していた高雄からガタゴト台鐵で嘉義まで行きました。
特急にあたる自強号で1時間12分、245元。
嘉義駅も1933年竣工という近代建築なのですが、前面にアーケード状の増築がされていて、さっぱりめの外観は全貌が拝めなくなっていました…残念。
kagi_sta.JPG
駅前のタクシーの運転手さんらには「阿里山か?阿里山じゃないのか?阿里山行かないの?」としつこく聞かれました。

嘉義駅の行李房で荷物を預け(1つあたり17元はどこも一緒かも)、市街を歩く。
駅からひたすら東へ向かう中山路のつきあたりに公園があり、もと嘉義神社の社務所と斎館であった建物が嘉義市史蹟資料館として残っています。
kagi_shiryokan.JPG

あとは地味に予備調査という感じで面白い写真は少ないかな。
でも思っていた以上に戦前の建物が多く残り、都市構造もいくつかのレイヤーが感じられて、ここはまた夏に調べに来ることになりそうです。
嘉義市の城隍廟では、東日本震災に対して「この廟から200万元寄付したよ」と掲示されていて、みんなで深く感謝したりも。

こちらは嘉義市場の中。各店舗用の屋台ブースみたいなの。
kagi_market.JPG
これは戦前期からのものの筈でして、あちこちの市場で現役で使われているのをここ数年で見ております。ここにもあった。

嘉義から、老街(古い町並み)が残るという斗六へ移動。
これも台鐵、自強号(山)で19分、71元。(山コースと海コース?の路線がある) 
駅近くの太平路という通り沿いに、華やかな女兒牆(パラペット)の街屋が並びます。
一応整備されている模様。いろいろな時代のものが入り交じっている感じでした。
doliu.jpg
斗六駅は真新しくなっていて、残念でした←失礼。でも行李房はありましたよ。
帰りは斗六から新烏日まで莒光号で1時間ほど。104元。
新烏日駅は高鐵の台中駅と繋がっており、ここから高鐵に乗って台北に戻りました。
斗六から新烏日まで直行という電車は日に何本かしかなくて、狙い撃ちで乗ったのですが、たぶん斗六から彰化まで出て、乗り換えることにすれば、もっと本数あるんじゃないかなと思います。

こんなに台鉄ばかり乗ったのは初めてだったけれど、なんとかなって自信つきました。
時刻表はちゃんとwebで検索も出来たので、事前に調べておいて。
こちら→http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/
切符を買う時は大勢での移動だったので、窓口で
「1022 自強 嘉義→斗六 × 10位」などと書いた紙を見せることで問題なし。
→1022は「車次」。すべての電車に振られてる番号。10位は10人。復興/区間車以外は全車指定席なのかな…「對號座」というのが指定席みたい。
時刻表で気をつけるのは、たまに平日しかもしくは休日しか運行していない電車があるので注意するくらいかしら。
前述の時刻表検索の結果にも出てきます。「週日」は「平日」。
「星期一」は「月曜日」、「星期ニ」は「火曜日」…となります。日曜日だけ、「星期天」。